本記事では、飛距離性能に優れたドライバーについて、2025年時点でのオススメモデルをランキングで紹介します。
なお、対象ゴルファーは、上級者・アスリートゴルファーを想定しています。是非、参考にしてみてください。

記事末尾には、過去のランキングも残してあります!
第1位 コブラ DS-ADAPT LSドライバー
DS-ADAPT LSドライバーは、コブラのDS-ADAPTシリーズから発売されているドライバーで、全4タイプ中で最もアスリート向けの低スピンタイプとなっています。
最もハード仕様ではありますが、コブラのドライバーは年々寛容性も増してきていますので、AEROJET、LTDxといった従来モデルよりも扱いやすさくなっています。
従来通り、ウェイトは前に2つ、後ろに1つあり、10g、3g、3gと重量差がありますので、ローテーションにより重心位置を3パターン切り替えることができます。
なお、ロフト角は9°と10.5°の2スペックあり、両者でインナーウェイトが異なっていますので、ロフト角以上に違いが強調されている点は注意が必要です。

低スピン・強弾道・操作性を高いレベルで求める方向けの究極のドライバー!

第2位 タイトリスト GT4ドライバー
GT4ドライバーは、タイトリストのGTシリーズから発売されています。
従来通り、1~4までの4機種構成になっていて、GT4は最も低スピン性能に優れたドライバーです。
ヘッドサイズが小ぶりなのが特徴で、ヘッド体積は前作のTSR4と同じく430ccとなっていて、近年のドライバーとしては極めて小さく作られています。
大型ヘッド時代の前にプレーしていたオールドゴルファー、操作性を第一に求める方にもオススメです。

小ぶりなヘッドが好きな方にオススメ!

第3位 キャロウェイ ELYTE◆◆◆ ドライバー
ELYTE ◆◆◆ドライバーは、ELYTEシリーズのドライバー4種の中で、唯一、ダイアモンドマークを冠していて、ツアー仕様ながらもプロパーモデルとして提供されています。
従来の◆◆◆と比べると扱いやすくなっていますが、それでもつかまりが良いドライバーではありません。自分でつかまえる技術とヘッドスピードの速さが求められます。
ウェイトはソールの前後に4g、9gのウェイトが搭載されています。購入時点では後方に9gが装着されていますので、これを前側にすることで、よりハードスペックに切り替えることができます。

超ハードヒッター向け!思い切り叩ける!

第4位 テーラーメイド Qi35 LSドライバー
Qi35 LSドライバーは、テーラーメイドのQi35シリーズから発売されているドライバーで、全4タイプに分かれている中で最も低スピンでアスリート向けです。
前年のQi10 LSドライバーよりもつかまりが良くなっていて、かつ、寛容性も上がっていますので、これまで低スピンタイプが手強くて避けてきた方も、十分に挑戦可能なドライバーです。
なお、テーラーメイドの従来までの低スピンタイプと比べると、MWTと呼ばれるスライダー式ウェイトが廃止されています。
その代わりに、コブラのDS-ADAPT LSドライバーと同様に、前に2つ、後ろに1つウェイトが搭載されていて、入れ替えることで重心調整を3パターン切り替える形となっています。

ドロー・フェードの調整機能は廃止!

第5位 タイトリスト GT3ドライバー
GT3ドライバーは、タイトリストのGTシリーズから発売されています。
先に紹介しているGT4の次にアスリート仕様のドライバーですが、GT4が430ccの超小ぶりヘッドで尖り過ぎているため、PGAツアーでも最も好まれているのが「3」のモデルです。
GT3はフィーリングの良さも評価が高く、吸い付く打感を好む方に人気があります。弾道特性としては、低スピン性能と操作性に優れ、GT4よりは機敏さが抑えられています。
ソール前方にはドロー・フェードの弾道調整機能も備わっていて、可変スリーブも搭載されていますので、弾道のカスタマイズ性能を重視される方にも適しています。

低スピン・操作性・打感がGOOD!

第6位 テーラーメイド Qi35ドライバー
Qi35ドライバーは、テーラーメイドのQi35シリーズから発売されているドライバーで、全4タイプに分かれている中でコアモデルと呼ばれていて、バイアスの無いスタンダードタイプです。
Qi35シリーズは寛容性を高めつつ、低スピンで飛距離が出る重心設計を採用しています。Qi35 LSドライバーよりはスピンが入り弾道の強さは落ちますが、寛容性がある分、ミスを許容してくれます。
従来のスタンダードタイプとの違いとして、前後に重量差のあるウェイトが搭載されていますので、入れ替えることで重心深度を変えられるようになりました。

LSよりもスピンが入るが、寛容性がある!

第7位 PING G440 LSTドライバー
G440 LSTドライバーは、PINGのG440シリーズから発売されている低スピンタイプのドライバーです。
以前はチタンヘッドでアスリート向けらしからぬ打感・打音がネックとも言われていましたが、最近ではカーボンクラウンが採用されていて、フィーリングは改善しています。
PINGは深低重心でブレ無い弾道が特徴で、ミスを抑えたい方に人気があります。G440では弱点とも言われていた飛びを目指した重心設計を採用していて、飛距離アップが図られています。
それでもなお、他メーカーと比べると寛容性が優れていますので、一発の飛びではなく、18ホール回った時の平均飛距離、フェアウェイキープ率を重視したい方にオススメです。

ブレない弾道で、平均飛距離をアップ!

2024年版 飛距離が出るドライバー ランキング【上級者・アスリートゴルファー編】
第1位 コブラ DARKSPEED LSドライバー
DARKSPEED LSドライバーは、コブラのDARKSPEEDシリーズから発売されているドライバーで、全3タイプ中、最もアスリート向けとなっています。
最もハードタイプではありますが、コブラのドライバーは年々寛容性も上がってきていますので、AEROLET、LTDxといった従来モデルよりも扱いやすさも備わっています。
ウェイトは前に2つ、後ろに1つあり、12g、3g、3gと重量差がありますので、ローテーションさせることで重心位置を3通り切り替えることができます。

低スピン・強弾道・操作性を高いレベルで求める方向けの究極のドライバー!

第2位 テーラーメイド Qi10 LSドライバー
Qi10 LSドライバーは、テーラーメイドのQi10シリーズから発売されているドライバーで、全3タイプに分かれている中で最もアスリート向けです。
前年のステルス2 PLUSドライバーよりもヘッド操作に敏感な分、操作性は高いと言えますが、反対に言えば、意図しない挙動に対してもミスとして反応します。
他者の低スピン・強弾道モデルとの大きな違いは、ソール前方にスライダー式ウェイトが搭載されている点です。
つかまり具合いを微調整することができるため、自分のスイングを変えずに理想的な弾道を得ることができます。

ドロー・フェードの微調整は、ウェイト移動でアジャストできる!

第3位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE◆◆◆ドライバー
パラダイム Ai SMOKE◆◆◆ドライバーは、パラダイム Ai SMOKEシリーズのドライバー4種の中で、唯一、ツアーバージョンがプロパーモデルとして提供されています。
つまり、最も低スピン性能と操作性に優れたアスリート向けモデルです。
前作のパラダイム ◆◆◆ドライバーよりは、若干、マイルドにはなっていますが、低スピンの強弾道は健在です。
ハードヒッターがぶっ叩いて、低く強い弾道で飛ばしたい方に適しています。
ウェイトはソールの前後に重量差があるものが搭載されていますので、デフォルトの後方が重い設定から前が重い設定に変えることで、より低く強い弾道に切り替えることができます。

超ハードヒッター向け!思い切り叩ける!


第4位 タイトリスト TSR4ドライバー
タイトリストから2022年後期にリリースされているTSRシリーズの最もハードなモデルです。
TSR4ドライバーは、ヘッドサイズが430ccと絞られていて、ディープな超小ぶりヘッドを求める上級者向けです。
PGAツアーでもTSR3やTSR2の方が使われていますので、扱いこなすにはそれなりの技量が求められます。
TSR3ドライバーでも歯応えがありますので、TSR3で物足りない方、更に強い刺激が欲しい方向けです。
上級者であっても、TSR3ドライバーも同時に検討されることをオススメします!

大型ヘッドが苦手な方向け!

第5位 テーラーメイド Qi10ドライバー
Qi10ドライバーは、テーラーメイドのQi10シリーズから発売されているドライバーで、全3タイプの内、真ん中に位置します。
通常、この位置付けであればアベレージゴルファー向けであることが殆どですが、テーラーメイドのドライバーはフェードバイアスのため、真ん中のモデルであってもアスリート向けです。
Qi10 LSドライバーと比べると重心が深く、球が上がりやすいため、低スピンでも寛容性が少し欲しい方、左のミスが出やすい方に適しています。

Qi10 LSでは、つかまりきらない、上がりきらない方向け!
第6位 PING G430 LSTドライバー
PINGから2022年後期にリリースされているG430シリーズの低スピンモデルです。
G430 LSTドライバーは、G430の3タイプのドライバーの中で、唯一、カーボンクラウンが採用されています。
G430では、打感・打音が大幅に改良されていて、特にG430 LSTは3タイプのドライバーの中で唯一カーボンクラウンが採用されていますので、PINGの打感・打音が苦手だった方には、改めて検討してもらいたいモデルです。
低スピン性能に加えて、弾道のブレなさは、Gシリーズの相変わらずの性能を備えていますので、ミスをクラブに助けて欲しいという方にも適しています。

第7位 スリクソン ZX7 MKⅡドライバー
ZX7 MKⅡドライバーは、スリクソンのZX MKⅡシリーズから発売されているドライバーで、全3タイプの中で最もアスリート向けです。
ZX5 MKⅡと比べると、ヘッドシェイプがディープでヘッド操作がしやすいのが特徴です。
従来までは上級者向けというと「7」のモデルでしたが、新たなZX5 MKⅡにLS(低スピン)タイプが追加されています。
ダンロップのウッドに返り咲いた松山英樹プロも、当初はZX7 MKⅡを使用していましたが、2023年からZX5 MKⅡ LSを使用しています。
操作性を求める方はZX7 MKⅡ、程よい寛容性と低スピンを求める方はZX5 MKⅡ LSという2種類の選択肢がある点も、上級者が選びやすくなっています。

ZX5 MKⅡ LSも候補に含めて検討したい!
