PINGの2025年モデルの「G440」シリーズについて、ドライバー3機種の最新情報をまとめました。
▼G450の最新情報は下記記事をご覧ください。
G440シリーズのドライバー3機種
PINGのG440シリーズのドライバーは、全部で3タイプあります。
左から、MAX、LST、SFTとなっていて、タイプ名は従来同様です。
ちなみに、前作のG430で追加されたMAX 10Kは現時点ではありませんが、HL MAX、HL SFTの軽量2タイプは同時発売となっています。
G440シリーズ ドライバーのヘッド形状の違い
上図はクラウンの映像を並べたもので、左からMAX、LST、SFTです。
G430と比べると投影面積は、MAXが小さく、LSTがやや小さく、SFTがやや大きくなっています。
G430では、LSTにのみカーボンクラウンが採用されていましたが、G440では3タイプ全てでカーボンクラウンが採用されています。
出典：clubping.jp
ヘッド内部にも進化がありまして、前作ではクラウンにブリッジ構造がありましたが、G440では強度を保ちつつもブリッジが廃止され、より軽量化されています。
上図はヘッドの横顔の映像を並べたもので、同じく左からMAX、LST、SFTです。
中央の低スピンタイプのLSTがディープで、右のドロータイプのSFTがシャローになっていて、それぞれのタイプの特徴が出やすい形状になっています。
G440シリーズのドライバーの試打・評価
G440シリーズのMAX、LST、SFTの全3タイプのドライバーの試打・評価です。
G440シリーズ ドライバーのスペックの違い
ウェイト
出典・参考：ping.com
移動式のウェイト調整機能は、前作に引き続き採用されています。
MAXとLSTはニュートラル・ドロー・フェードの3ポジションで、SFTのみドローとドロー＋の2ポジションというのも同じです。
ロフト角
| モデル | MAX | LST | SFT |
|---|---|---|---|
| 9.0° | 〇 | 〇 | 〇 |
| 10.5° | 〇 | 〇 | 〇 |
| 12.0° | 〇 | － | － |
ロフト角のラインナップは前作と比べるとSFTのみ変わりました。
G430 SFTは10.5°のみでしたが、G440 SFTには9.0°も追加されています。
ライ角・ヘッド体積・長さ
| モデル | MAX | LST | SFT |
|---|---|---|---|
| ライ角 | 59.5° | 58° | 59.5° |
| ヘッド体積 | 460cc | 450cc | 460cc |
| 長さ | 46″ | 45.25″ | 46″ |
G440でもLSTのみ小ぶりとなっていますが、前作の440ccから10ccアップし450ccとなっています。
ライ角は同じですが、クラブ長さにが前作と異なっています。MAXとSFTはALTA JCBで46インチとなっていて長尺化されています（フィッティングにより0.25インチ刻みでカスタム化可能）。
シャフト
| シャフト | 長さ | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
|---|---|---|---|---|---|
| ALTA J CB BLUE | 46″ | R | 49g | 5.3 | 先 |
| 〃 | 46″ | SR | 53g | 5.2 | 中先 |
| 〃 | 46″ | S | 58g | 5 | 中 |
| PING TOUR 2.0 CHROME 65 |
45.25″ | R | 55g | 4.4 | 中 |
| 〃 | 45.25″ | S | 60g | 4.2 | 中元 |
| 〃 | 45.25″ | X | 65g | 3.8 | 中元 |
| PING TOUR 2.0 CHROME 75 |
45.25″ | R | 67g | 3.7 | 中 |
| 〃 | 45.25″ | S | 69g | 3.3 | 中元 |
| 〃 | 45.25″ | X | 72g | 3.2 | 中元 |
| PING TOUR 2.0 BLACK 65 |
45.25″ | S | 59g | 3.8 | 中元 |
| 〃 | 45.25″ | X | 65g | 3.5 | 手元 |
| PING TOUR 2.0 BLACK 75 |
45.25″ | S | 73g | 3.2 | 中元 |
| 〃 | 45.25″ | X | 76g | 2.9 | 手元 |
| FUJIKURA SPEEDER NX GREY 35 |
46″ | － | 38g | 6.3 | 先 |
| FUJIKURA SPEEDER NX GREY 45 |
46″ | － | 41g | 5.8 | 先中 |
G440シリーズ ドライバーの価格・発売日
ネットでの市場価格については、楽天にて定価の107,800円から出品されています。
USモデルを扱うフェアウェイゴルフUSAでは、94,043円から出品されています。
USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。
※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明
G440シリーズのドライバーの発売日は、2024年2月6日です。メーカー発売価格は107,800円です。
前作では、MAX、SFTが93,500円、LSTが99,000円でしたので、それぞれ14,300円、8,800の値上がりとなっています。
G440 MAXドライバー
スタンダードタイプでG430 MAXドライバーの後継モデルです。
高MOIで弾道にバイアスが無く、アベレージゴルファーからツアープロまで幅広いゴルファーが扱えるドライバーです。
高MOIに加えてカーボンクラウンの採用により低重心化も実現されていて、高打ち出し・低スピンで飛距離が出やすくなっています。
標準シャフトのALTA JCBでは、長さが46インチと長尺化されています。
- ロフト角：9、10.5、12°
- ライ角：59.5°
- ヘッド体積：460cc
- 長さ：46インチ
▼試打・評価
G440 LSTドライバー
低スピンタイプでG430 LSTドライバーの後継モデルです。
LSTは操作性と低スピン性能に優れていて、歴代、ツアープロによる採用が多いモデルです。
ヘッド体積も前作より10ccアップしたものの450ccとやや小ぶりで、全3タイプの中で最もディープ形状になっています。
こちらは標準シャフトがPING TOURとなっていて、長さは45.25インチです。
- ロフト角：9、10.5°
- ライ角：58°
- ヘッド体積：450cc
- 長さ：45.25インチ
▼評価・比較
G440 SFTドライバー
ドロータイプでG430 SFTドライバーの後継モデルです。
ドローバイアス設定で、引き続きスライスが出やすい方向けのドライバーです。
前作からウェイト調整機能がSFTにも搭載されていて、引き続きドロー、ドロー＋の切替が可能となっています。ロフト角はSFTでは今までに無かった9.0°が追加されています。
標準シャフトはMAXと同じくALTA JCBで、長さは46インチと長尺化されています。
- ロフト角：9、10.5°
- ライ角：59.5°
- ヘッド体積：460cc
- 長さ：46インチ
▼評価・比較
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