本記事では、やさしいアイアンについて、2024年時点でのオススメモデルをランキングで紹介します。
なお、対象ゴルファーは、初心者・アベレージゴルファーを想定しています。是非、参考にしてみてください。
記事末尾には、過去のランキングも残してあります!
第1位 PING G730アイアン
PINGではアスリート向けの「iシリーズ」、アベレージ向けの「Gシリーズ」に分かれていて、G730はGシリーズの中でも一番やさしいアイアンです。
つまり、PINGの中で最もやさしいアイアンがG730アイアンです。
前作のG710アイアンは、なぜかブラック仕上げでしたが、G730アイアンは標準的なシルバーに戻っています。
ロフト角は7番で26.5°とかなり立っていますので、飛距離性能を持たせてありますが、クラブ長さは37インチと標準的に抑えてありますので、長くて振り辛いということもありません。
飛距離性能とミスへの強さに優れていますので、とにかく真っすぐ遠くに飛ばしたい方に適しています。
7番アイアンのスペックは、26.5°・37インチ
第2位 テーラーメイド Qiアイアン
テーラーメイドの2024年の新作「Qi」シリーズから発売のアイアンです。
前作のステルスアイアンの評価も高かったですが、Qiアイアンも飛距離性能・高さ・寛容性のバランスが良く、幅広いゴルファーが楽に使えるアイアンです。
SIM2シリーズ以来、バックフェース側をキャップバックで蓋をする構造が継承されていて、キャビティバックと中空の両方の良さが取り入れられています。
ヘッド内部に制振材が搭載されていますので、飛距離が出つつも打感の良さも備わっています。
なお、Qiシリーズには、Qiアイアンの他に軽量・高弾道のQi HLアイアンがあります。軽いクラブで高さを出したい方は、Qi HLアイアンも検討されると良いでしょう。
7番アイアンのスペックは、28°・37.25インチ
第3位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKEアイアン
パラダイム Ai SMOKEシリーズのスタンダードタイプのアイアンです。
シリーズの3タイプのアイアンの中では、最もロフトが立っていて、飛距離性能を持たせてあります。
キャロウェイのアベレージゴルファー向けのアイアンというと、極端なグースネックと厚めのトップラインが特徴的ですが、スタンダードタイプはそれが抑えられていてすっきりしています。
上の番手はテーラーメイドのQiアイアンとスペックが似ていますが、ウェッジはGWを加えた4種類になっていますので、ロフトピッチが不自然に広すぎることがありません。
7番アイアンのスペックは、28°・37.25インチ
第4位 ダンロップ ゼクシオX アイアン 2024
2020年に初代モデルが発売されているゼクシオXシリーズの3代目のアイアンです。
それ以前のMiyazakiモデルの流れを汲むシリーズで、ゼクシオレギュラーモデルでは軽すぎる・柔らかすぎる方が、しっかり振り切れるモデルです。
XXIO Xは女子プロゴルファーでも採用されているため、アマチュア男性ゴルファーに程よいクラブと言えます。
ゼクシオ本来のつかまり、球の上がりやすさ、ミスに対する強さも備わっていますので、総合力と万能性の高いアイアンです。
7番アイアンのスペックは、28.5°・37インチ
第5位 PING G430アイアン
PINGから2022年後期にリリースされているG430シリーズのアイアンです。
ドライバ―と負けず劣らず打点のブレに対して滅法強さを発揮してくれます。
7番のロフト角は29°で、飛距離性能よりもアイアンらしい高さのある球を出しやすいスペックに寄せてあります。
真っ直ぐ打ちたい方、高さもしっかり出したい方に適しています。
7番アイアンのスペックは、29°・37インチ
第6位 グローブライド ONOFF AKA アイアン 2024
アベレージゴルファー向けのAKAのラインから発売の2024年モデルのアイアンです。
トゥ側に高比重ウェイトを搭載することで、フェースセンターと重心位置を一致させてあるため、感覚的に芯で捉えやすくなっています。
左右の高慣性モーメントにより打点ブレにも強さを発揮してくれますので、まだ芯で捉える確率が低い方が、安心して使いやすいアイアンです。
バックフェースにはABS樹脂のバッジが装着されていますので、打感の良さにも配慮した構造となっています。
7番アイアンのスペックは、28°・37.75インチ
第7位 PRGR 03アイアン
PRGR 03アイアンは、01・02・05を含めた全4種類の中で、最もロフトが立っています。
7番のロフト角は26°の超ストロングロフトで、いわゆるぶっ飛び系・ディスタンス系アイアンです。
長さは38インチとやや長めとなっていますので、長いクラブでも無理なく触れる方、苦手意識が無い方向けとなります。
なお、ネックはわりとストレートに近いため、極端なつかまり過ぎを嫌う方、左右方向の弾道バイアスを求めない方に適しています。
7番アイアンのスペックは、26°・38インチ
2023年版 やさしいアイアン ランキング【初心者・アベレージゴルファー編】
第1位 ダンロップ ゼクシオXアイアン 2022
ダンロップから2022年モデルとしてリリースされているゼクシオ Xシリーズの2代目のアイアンです。
レギュラーモデルのゼクシオ 12アイアンと同時期のリリースで、レギュラーモデルが軽めでシニア層がターゲットに入っているのに対して、ゼクシオXは通常の重量感に仕上がっていて、標準的なアベレージゴルファーが扱いやすくなっています。
7番のロフト角は29°で球が上がりやすく、ゼクシオのやさしさも備わっていますので、とにかくアイアンでミスなく打ちたい方が扱いやすい万人向けのアイアンです。
第2位 PING G430アイアン
PINGから2022年後期にリリースされているG430シリーズのアイアンです。
ドライバ―と負けず劣らず打点のブレに対して滅法強さを発揮してくれます。
7番のロフト角は29°で、飛距離性能よりもアイアンらしい高さのある球を出しやすいスペックに寄せてあります。
真っ直ぐ打ちたい方、高さもしっかり出したい方に適しています。
第3位 テーラーメイド ステルスHDアイアン
テーラーメイドの2023年の新作はステルス2シリーズですが、アイアンは「2」が付かないステルスHDアイアンが同時期に発売されています。
こちらは、前年に発売のステルスアイアンと大きく異なっていて、ユーティリティアイアンとも呼べるような面長・どっしりとしたヘッド形状が特徴です。
ロフト角は7番で30°で、初心者・アベレージゴルファー向けとしては、フェースが寝ていますので、球をとにかく浮かせたい方にオススメです。
第4位 キャロウェイ パラダイムXアイアン
キャロウェイの2023年の新作、パラダイムシリーズのヘッドサイズが大きめのモデルです。
パラダイムXアイアンは、はっきりとしたグース、部厚めのトップラインで、従来のキャロウェイらしさをそのまま継承しています。
ちなみに、ノーマルなパラダイムアイアンの方は、何故かグースが抑えられていて、キャロウェイらしからぬシャープな方に寄っています。
ロフト角は7番で27.5°で、フェースが極端に立ち過ぎておらず、飛距離と球の上がりやすさの両立を求める方に適しています。
第5位 コブラKING フォージドTEC ワンレングス アイアン
コブラから2022年に発売のKINGフォージドTECシリーズのワンレングスアイアンです。
ワンレングスの名前が示している通り、全番手で長さが同じに設定されていて、番手が違っても同じスイングで振れるというのが特徴のアイアンです。
最も打ちやすいとされる7番アイアンの長さ(37.5インチ)に揃えられていますので、4・5・6番かあたりが苦手という方は、一度、試してみるとスコアが一変する可能性を秘めたアイアンです。
第6位 キャロウェイ グレートビッグバーサアイアン 2023
キャロウェイから2022年後期にリリースされているグレートビッグバーサ ’23シリーズのアイアンです。
メインストリームのパラダイムシリーズとはテイストが異なっていて、最高の素材・最高のテクノロジーを用いて妥協せずに作り上げたアイアンです。
7番のロフト角は30°で、アイアンらしい高さのある弾道を打ちやすい仕様になっています。
妥協がないため、値段もそれなりの価格となっていますので、所有感も大事にされる方、長く良いものを使っていきたい方にオススメです。
第7位 スリクソン ZX4 MKⅡアイアン
スリクソンから2022年モデルとして発売されているZX MKⅡシリーズの一番やさしいアイアンです。
スリクソンはアスリートブランドとして知られていますが、アイアンは前作からZX4という新たなやさしいモデルをリリースしています。
7番のロフト角は28.5°で、ゼクシオXアイアンよりもロフトが立っています。アイアンとしての造りも、ZX5、ZX7の軟鉄アイアンとは異なっていて、中空構造を採用していますので、飛距離性能とやさしさを備えています。
外観は中空ながらかなりすっきりとしていて、前作のボテッとした感が解消されていますので、見た目のシャープさを好む方、そして、中空アイアンが好きな方に適しています。