ZX5ドライバー USモデルの外観
ZX5ドライバー USモデルの特徴・テクノロジー
深重心で直進性・寛容性を高めたタイプ
USモデルのZXシリーズのドライバーは、日本モデルと同じくZX5ドライバーとZX7ドライバーの2機種あります。
どちらもとても似通っていますが、特徴的なのはウェイトにあります。
ZX7ドライバーはヒール・トゥに1つずつあり、ヒールウェイトを軽くしてつかまりを抑えてあります。ZX5ドライバーはソール後方にウェイトが1つあり、深重心・低重心となっています。
海外メジャープロもZX5ドライバーを使用
松山英樹は長らくテーラーメイドのドライバーを使っていましたが、ZXシリーズとなってから、久しぶりにスリクソンに戻ってきました。
そして、日本人初となる男子世界メジャーを制覇したマスターズでは、ZX5ドライバーを使っていました。
ブルックス・ケプカ、シェーン・ローリーといった海外のトッププロもZX5ドライバーを使っています
リバウンド・フレームを搭載
ZX5ドライバーの最大の特徴は、ヘッドの剛性に抑揚を付けたリバウンド・フレームです。
フェース面から剛・柔・剛・柔に層を重ねることで、ヘッドの撓みが最大化され、ボールスピードのアップが図られています。
ロフト角調整機能を新たに搭載
前作のZ585ドライバーには、可変スリーブは搭載されていませんでしたが、ZX5ドライバーでは、ZX7ドライバーと同じく可変スリーブが搭載されています。
スリーブには12通りのポジションがあり、ロフト角・ライ角・フェース角の組み合わせを切り替えて弾道を調整することができます。
なお、ウェイトについては、ZX5は1ヶのため、オプションで別重量のものを購入することで、バランスを変えることができます。
ZX5ドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較
標準シャフトが異なる
USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトの種類に違いがあります。
<USモデル>
- PROJECT X EVENFLOW RIPTIDE 50
- PROJECT X EVENFLOW RIPTIDE 60
- PROJECT X HZRDUS SMOKE BLACK 60
USモデルのシャフトスペックは、この後で詳しく掲載してあります。
<日本モデル>
- Diamana ZX50
- Speeder 569 Evolution VII
- Diamana TB50
グリップが異なる
USモデルはゴルフプライドのもの(写真上)、日本モデルはSRIXONオリジナルのもの(写真下)となっています。
- USモデル:口径58、52g
- 日本モデル:口径60、50.5g
ZX5ドライバー USモデルの仕様
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|
ライ角 | 59.0° | 59.0° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
長さ | 45.25” | 45.25” |
バランス | D2 | D2 |
左右 | 両方 | 両方 |
ZX5ドライバー USモデルのシャフト
US公式サイトに掲載されているシャフトは3種類です。
PROJECT X EVENFLOW RIPTIDE 50・60
シャフト | 硬さ | 重量 | 打ち出し | スピン | チップ径 |
---|---|---|---|---|---|
50 | 5.5-R | 53g | 中 | 中 | 0.335″ |
50 | 6.0-S | 53g | 中 | 中 | 0.335″ |
60 | 6.5-X | 64g | 中 | 中 | 0.335″ |
PROJECT X HZRDUS SMOKE BLACK 60
硬さ | 重量 | 打ち出し | スピン | チップ径 |
---|---|---|---|---|
5.5-R | 59g | 低 | 少 | 0.335″ |
6.0-S | 59g | 低 | 少 | 0.335″ |
6.5-X | 61g | 低 | 少 | 0.335″ |
ZX5ドライバー USモデルの価格と購入方法
発売価格は、USで499.99ドル、日本で72,600円となっています。
ネットでの販売価格については、日本モデルはamazonや楽天で購入することができて、安いものでは5.6万円ぐらいで出品されています。
USモデルは、フェアウェイゴルフUSAにて、499.99ドル(約5.6万円)となっています。
当記事執筆時点での調査では、日本モデル・USモデルで同じぐらいの値段で出品されています。
フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内で実績がありますので、USモデルのショップとして知名度がありオススメです。