交通事故によりツアーから離脱しているタイガーウッズについて、リハビリの状況、今後のツアー参戦について、本人の考えが明らかになりました。
練習風景を披露した動画
タイガーウッズの自動車事故が起きたのは、2021年2月です。
それから9ヶ月が経過し、タイガーウッズのSNSアカウントにてクラブを握ってゴルフボールを打っている練習風景が投稿されました。
Making progress pic.twitter.com/sVQkxEHJmq
— Tiger Woods (@TigerWoods) November 21, 2021
右足のみ黒いスパッツかサポーターのようなものに覆われていますが、バケツにはゴルフボールが30球以上あるように見え、そして、計測器を置いて打っているようにも見えます。
回復は順調なようにも見えますが、その後インタビューで、リハビリの様子、今後の復帰の形などについて、タイガーウッズの考えなどが分かってきました。
リハビリは思っていたよりも時間がかかる
事故後からのリハビリについては、まず3週間を病院のベッドで過ごし、その後、自宅に戻ってからは3ヶ月間、病院と同じようにベッドの上で過ごしたそうです。
タイガーウッズ自身は、リハビリのペースはもっと速いものを想像していたようですが、ベッドから出られるようになるまでに3ヶ月、出た後は車椅子、松葉杖と苦しいリハビリが続きました。
先程の練習風景は、リハビリを経てようやくたどり着いた第一歩、本人としてはスタートラインに立ったという気持ちではないかと思います。
今後の復帰について
今後のツアーへの復帰について、これまで聞かれることの無かったタイガーウッズの考えが明らかになりました。
ツアーにフル参戦するということはなく、現実的なのはベン・ホーガンがしたように、年にいくつか試合を選んで、その試合を中心にプレーすることだと思う。
そのために練習をして、それに向けて準備をしていく。それが、今後のプレースタイルになると思う。
不幸な現実ではあるけれど、それは自分にとっての現実だと理解しているし、受け入れている
引用:yahoo.co.jp
リハビリで筋力のアップが必要なのは勿論のこと、足の神経の回復も必要とのことで、簡単ではないリハビリが続いている様子が伺えます。
今後の復帰については、フル参戦では無く試合を選んでということで、その一因として腰の手術を重ねていることが挙げられています。
ベン・ホーガンがしたように
この復帰後のプレースタイルの展望については、説明の中で「ベン・ホーガンのように」という表現があります。
ベン・ホーガンは、タイガーウッズと同じく自動車事故により戦線を離脱しました。事故当時は、バスとの正面衝突により、歩行も困難とも言われていましたが、見事にツアーに戻ってきて、メジャーでの優勝も果たしています。
タイガーウッズも、フル参戦はないが、ここぞという試合を絞り込んで、優勝を狙いに行くということだと思います。
タイガーウッズのミラクルショット
タイガーウッズは、これまで素晴らしいショット、素晴らしい試合を見せてくれています。
なかでも、一番美しいショットは、こちらではないでしょうか?
またゴルフ場に戻ってきて、ゴルフファンをワクワクさせるプレーを見せて欲しいです。