自動車事故により再帰が危ぶまれていたタイガーウッズ。
最近では実際にゴルフクラブを握ってアイアンで練習する動画も公開され、回復が進んでいる様子が伝えられていました。
そして、遂に、チャリティイベントで1年振りの競技に復帰し、さらに、テーラーメイドの2022年モデル「STEALTH」を使用している姿が捉えられました。
タイガーウッズのWITBに「STEALTH」を発見!
CONFIRMED: @TigerWoods WITB 🚨
2022 @TaylorMadeGolf Stealth Driver
📸 @Golfweek_Dusek pic.twitter.com/91YA7X4KUp
— MyGolfSpy (@MyGolfSpy) December 17, 2021
こちらがタイガーウッズのWITBです。詳しくは言及されていませんので、復帰戦のさ中の写真かは不明ですが、直近のものとみて間違いないでしょう。
バッグには、これまで使っていたSIM2ドライバーが入っておらず、かわりに最近、話題沸騰のSTEALTHの文字が記されたドライバーが入っています。
さらに、フェアウェイウッドも2本入っていて、1本はSIMフェアウェイウッド、そしてもう1本はSTEALTHの文字が記された初見のフェアウェイウッドです。
STEALTH PLUSドライバー 9°をドロー設定で使用
こちらは先ほどのtwitterの写真で、ドライバーを拡大してみたものです。
先日、R&Aのルール適合リストに2種類の「STEALTH」のドライバーが掲載されているのが確認され、当サイトでも詳しく取り上げました。
今回、タイガーウッズのキャディバッグの中で確認され、実際にショットを放ったのは、STEALTH PLUSドライバーの方となります。
ソール前方にMWTが搭載されていて、ウェイトは半分ほどドロー寄りにて移動されています。
通常、ウェイトドローにすると、重心角が大きくなるのと、重心距離が短くなります。重心角については、縦方向のウェイト調整があれば、前重心にすることで小さく抑えることもできますが、今回は付いていません。
調整効果としては、つかまりが良くなる、ヘッドが操作しやすくなるという2つの点が挙げられます。逃がしながら楽に振りつつ、ヘッドの操作により意図した弾道を繰り出す意図があるのではないかと思います。
STEALTH PLUSフェアウェイウッドを初確認か!
STEALTH PLUSフェアウェイウッドはアスリート向けか?
こちらは恐らく、今回、初めて確認されたSTEALTHのフェアウェイウッドです。
ヒール側にはPLUSの文字が見え、ソールにはSIMシリーズのアスリート向けフェアウェイ特有のプレートがありますので、STEALTHのアスリート向けフェアウェイウッド「STEALTH PLUSフェアウェイウッド」でしょう。
3番15°の文字も見えますので、SIMフェアウェイウッドとの打ち比べを行っているのかもしれません。
フェースはカーボンではなくチタン?
STEALTHの最大の特徴と噂されているのは、カーボンで作られたフェースです。ドライバーの方はハニカム構造の赤いフェースで「CARBON」の文字が見えます。
しかし、フェアウェイウッドの方は従来通りの黒いフェースで、「CARBON」の文字は見えません。恐らく、フェアウェイウッドにはカーボンフェースは採用されておらず、従来通りのチタンフェースではないかと思います。
まとめ
タイガーウッズの復帰戦で確認された「STEALTH」について取り上げました。
これまでSNSや適合リストでもドライバーしか確認されていませんでしたが、遂にSTEALTHのフェアウェイウッドの存在も確認されました。
キャロウェイのROGUE STも同時並行で、これからメーカーからも情報が公開され始めますので、新たな情報をキャッチし次第、お伝えして行きます。