300miniドライバーの外観
300miniドライバーの特徴・テクノロジー
307ccのコンパクトヘッド
テーラーメイドはこれまでミニドライバーの開発を不定期ながら続けています。2019年には275ccのOriginal Oneミニドライバーが発売されています。
2021年に発売の300miniドライバーは、ヘッド体積が307ccで、ドライバーと3番ウッドの中間ぐらいの大きさです。
ヘッド形状は小ぶりな洋ナシ型で、操作性にも優れている!
低スピン・高打ち出し
ヘッド形状は307ccですが、シャローで深重心・低重心設計になっています。高MOIが実現されていて、ミスへの許容性もしっかり備わっています。
弾道は、スピン量が抑えられ、高さが出ますので、小ぶりでありながらしっかり飛距離を出せます。
実際、300miniドライバーよりも飛距離が劣ると言われているOriginal Oneミニドライバーを、フィル・ミケルソンは2本目のドライバーとして使い、50代でのメジャー初制覇を成し遂げています。
日本国内でも宮里優作がミニドライバーを使っていて、国内外でミニドライバーへの注目は集まっている!
テクノロジーも充実
300miniドライバーは、ミニドラと言えど、テクノロジー面では通常のドライバーと引けを取らないぐらいしっかり搭載されています。
<300ミニドライバーに搭載されているテクノロジー>
- ツイストフェース
- スピードポケット
- 可変スリーブ
- V字型ソール
ドライバーとのテクノロジーの違いを強いて上げるとすると、スピードインジェクションが搭載されていません。
反対にドライバーに搭載されていなものとして、V字型ソールが挙げられます。芝との接触面積が抑えられますので、芝の上でも振り抜けやすく、ティーショット・直ドラのどちらでも扱えます。
300miniドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較
ロフト角のラインナップ
モデル | US | JP |
---|---|---|
11.5° | 〇 | 〇 |
13.5° | 〇 | - |
主要なスペックは、USモデルと日本モデルで同じですが、ロフト角のラインナップに差異があります。
USモデルは11.5°と13.5°があるのに対して、日本モデルは11.5°のみとなっています。
【参考】
フィル・ミケルソンが使っていたOgirinal Oneは11.5°、そしてフェアウェイウッドは4番16.5°
レフティーモデルがある
日本モデルの方は右利き用しかありませんが、USモデルの方はレフティーモデルも提供があります。
300miniドライバーに限らず、スペックやレフティーが充実しているのは、USモデルのよくあるメリットの一つです。
標準シャフトが異なる
USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトの種類に違いがあります。
<USモデル>
- MITSUBISHI MIDR PROTO 65
<日本モデル>
- TENSEI SILVER TM50 MD
300miniドライバーの仕様
ロフト角 | 11.5° | 13.5° |
---|---|---|
ライ角 | 56° | 56° |
ヘッド体積 | 307cc | 307cc |
長さ | 43.75” | 43.75” |
バランス* | D3 | D3 |
左右 | 両方 | 両方 |
300miniドライバーのシャフト
US公式サイトに掲載されているシャフトは1種類です。
<MITSUBISHI MIDR PROTO 65>
硬さ | 重量 | 高さ | スピン量 | トルク | チップ径 |
---|---|---|---|---|---|
S | 73g | 中 | 低~中 | 3.5 | 0.335 |
R | 69g | 中 | 低~中 | 3.8 | 0.335 |
300miniドライバーの価格と購入方法
市場での販売価格については、日本モデルの方はamazonや楽天などの大手では出品が見当たりません。希に、中古が出品されることがあるようです。
USモデルは、フェアウェイゴルフUSAにて取り扱いがあり、599.99ドル(約6.7万円)で出品されています。
フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内で実績がありますので、USモデルのショップとして知名度がありオススメです。