ブリヂストンの2025年の新作と思われるドライバーが適合リストに掲載されました。
これまで4機種確認されていますので、詳しく取り上げます。
2025年は「BX」か!?
*出展:R&A
ブリヂストンの2025年モデルと思われる新たなドライバーが適合リストに掲載されています。
確認されているのは、下記の4機種です。
- B-Limited BX1 (star) Tour
- BX1 ST
- BX1 LS
- BX2 HT
これまでもブリヂストンのBシリーズでは、初代B1、B2が2021年、B3が2022年、2代目B1、B2が2023年、B3が2024年に発売されています。3代目のB1、B2がこの時期(2025年)に発売というのは、サイクルとしては順当です。
BX1は2タイプに分かれていて、恐らくLSが低スピンタイプ、STが高MOIによる直進性タイプ、BX2のHTはHigh Trajectoryで高弾道タイプという可能性が考えられます。
B-Limited BX1 (star) Tourドライバー
*出展:R&A
- ロフト角は9°
- 可変スリーブを搭載
- ソール前方のトゥ、ヒールにウェイトを1つずつ搭載
B-Limitedと付いていますので、カスタム専用のドライバーで、B-Limited B1LS ドライバーの後継モデルだと思われます。
BX1 STドライバー
*出展:R&A
- ロフト角は9.5°と10.5°
- 可変スリーブを搭載
- ソール前方のトゥ、ヒールにウェイトを1つずつ搭載
- ソールとクラウンには「CARBON SEMI」の記載があり、カーボンパーツの可能性あり
名前からするとB1STドライバーの後継モデルで、慣性モーメントを持たせて直進性を高めたタイプと思われます。
BX1 LSドライバー
*出展:R&A
- ロフト角は9°
- 可変スリーブを搭載
- ソール前方のトゥ、ヒールにウェイトを1つずつ搭載
BX1 LSは、B1系の低スピンタイプのドライバーと思われます。BX1 STもありますので、直進性と低スピンの2つの選択肢を持たせたようです。
恐らく、B-Limited BX1(star) TourとBX1 STの中間に位置すると思われます。
タイトリストで言うところのGT2がBX1 ST、GT3がBX1 LSという関係に近いそうです。
BX2 HTドライバー
*出展:R&A
- ロフト角は9.5°と10.5°
- 可変スリーブを搭載
- BX1とは異なりソール後方のトゥ、ヒールにウェイトを1つずつ搭載
- ソールとクラウンには「CARBON SEMI」の記載があり、カーボンパーツの可能性あり
B2HTドライバーの後継モデルと思われます。ソール最深部に嵌め込まれているパーツは、このモデルのみヒール側に傾いて取り付けられています。
この構造はB2HTドライバーと同様のため、ドローバイアスも継承されていると思われます。