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ドライバーゼクシオ

XXIO 14+ドライバー 試打・評価|3つの重要ポイント|前作XXIO Xとの違いも

5.0

▼XXIO 14とXXIO 14+ドライバーの違いについては、下記記事に詳しくまとめてあります。

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XXIO 14+ドライバーの試打・評価

XXIO 14+ドライバーの試打クラブは、ロフトが9.0°と10.5°、シャフトがSpeeder NX DST for XXIO Sです。

  • 構えた時の見え方は、レギュラーモデルはつかまる雰囲気があるが、プラスは右向いているように見える。
  • 打音は締まっていて、スリクソンっぽい。打感は今までのXXIOではない。スリクソンよりも良い。
  • XXIOのやさしさがありながら、打感の良さがあり、初速も出てスピンも抑えられる。全然、吹けない。
  • カチャカチャでシャフトを変えられるので、スリクソンユーザーにも良い。
  • 対象ゴルファーは、従来と違って、若い、飛ばしたい、叩ける、競技志向の方向け。

XXIO 14+ドライバーの3つの重要ポイント

ポイント① XXIOというより、もはやSRIXON

XXIO 14+はMiyazaki・X(エクス)の実質的な後継モデルで、レギュラーモデルとは対象ゴルファーが異なっています。

  • クラブ重量が標準的
  • シャフトがしっかりめ

で、簡単に言えば、”軽過ぎない・やさし過ぎないゼクシオ”です。

それでもゼクシオらしさとして、つかまりの良さ、スピン量、球の上がりやすさ、直進性は備わっていましたので、アベレージゴルファー向けドライバーの中で、やさしい方に位置付けていました。

しかし、今回の14代目はやさしい要素が抑えられていて、ゼクシオというよりも、スリクソンに近くなっています。

特に変わったのはスピン量

つかまり、スピン量、上がりやすさ、直進性の中で、最も変化が大きいとはスピン量です。かなり低スピンになっていますので、強い球が出やすくなっています。

スリクソンの中では、ZXi MAXが最もやさしいモデルで、これにかなり近いですが、低スピン性能による弾道の強さと言う意味では、XXIO 14+の方が優れています。加えて、打感もXXIOとは思えないほどアスリート好みの方向に変わっています。

そのため、ゼクシオの中で選ぶというよりも、

  • 高さが欲しい方 → ZXi MAX
  • 強い球が欲しい方 → XXIO 14+

という見方になります。

つまり、従来のXで物足りなさを感じていた人には改善ですが、もう少しやさしさが欲しいと感じていた人には改悪となります。
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ポイント② シャフトは相変わらず1種類

ZXi MAXとXXIO 14+の両方を検討することをおすすめしましたが、一つ注意が必要な点としてシャフトが挙げられます。

モデル シャフト フレックス 重量
XXIO14+ SPEEDER NX DST for XXIO S/SR/R 46/44/42
ZXi MAX Diamana ZXi50 S/SR/R 50/48/46.5
VENTUS ZXi6 S/SR 59/57
VENTUS ZXi5 S/R 52.5/50.5

ZXi MAXはシャフトの選択肢が豊富ですが、XXIO 14+は相変わらず1種類です。

Sスペックでも46g/300gとやや軽めのため、重量感で合わない方が出そうです。

なお、スリクソンとスリーブの互換性がありますので、お持ちの方はXXIO 14+に付け替えることはできます。

ポイント③ 前作との違い

前作XXIO Xとの注目したい違いとして、ロフトスペックが挙げられます。

  • XXIO X:9.5°、10.5°
  • XXIO 14+:9.0°、10.5°

従来は低ロフトの方は9.5°でしたが、ゼクシオ14+は9.0°となっています。

ZXi MAXと同じく、低ロフト・高ロフトで1.5°の差を持たせてありますので、このあたりもアスリート感が出ています。

なお、クラブ長さはXXIO 14+が45.75インチ、XXIO Xが45.25インチとなっていて差があるように見えますが、ダンロップでは2024年から60度法に変更しているためで、実質的な長さは45.75インチで同じです。

XXIO 14+ドライバーの価格・購入方法・発売日

XXIO 14+ドライバーの発売日は、2025年11月22日です。

市場価格の最安値は、ポイント・クーポン等による実質的な割引を考慮すると、楽天では70,840円、amazonでは79,948円となっています。

定価が101,200円のため、楽天では30%とかなりの割引きでの出品がありました。

XXIO 14+ドライバーの外観

XXIO 14+ドライバーのスペック

クラブスペック

ロフト角 10.5°
ライ角 59°
ヘッド体積 460cc
長さ 45.75″
クラブ重量* 300g
バランス* D3

*Sスペックでの値

シャフトスペック

<SPEEDER NX DST for XXIO>

硬さ シャフト重量 トルク 調子
S 46g 5.9°
SR 44g 5.9°
R 42g 5.9°

 

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