本記事では、中級者・セミアスリートゴルファー向けのアイアンについて、2025年時点でのオススメモデルをランキングで紹介します。
中級者以外にも、アベレージゴルファーで上達を目指す方、ワンランク上のクラブでじっくり練習してみようという方も、是非、参考にしてみてください。

記事末尾には、過去のランキングも残してあります!
第1位 テーラーメイド P790アイアン 2023
P790アイアンは、テーラーメイドのアスリート向けアイアンであるPシリーズの中で、最もブレード長があり、最もやさしいアイアンです。
中空構造が採用されていますが、マッスルバックのように見えるシャープさがありつつ、タングステンと制振材が内部に搭載されていて、やさしさとフィーリングも備わっています。
ロフトは7番で30°でフェースはやや立ち気味で、飛距離性能を持たせてあるのも特徴です。つまり、アスリート向けアイアンとしては、操作性よりも飛びと寛容性が欲しい方向けということになります。

第2位 ブリヂストン 258CBPアイアン
258CBPアイアンは、ブリヂストンのアスリート向けのCB系アイアンで、2024年の241CB、242CB+に続くモデルとして2025年に追加されています。
3モデルの中では最もロフトが立っていますが、オフセットは242CB+と同じ設計値となっていますので、操作性を重視する方にとって構えやすい形状なのが大きな特徴です。
ソールも前後にバンスが付けられたV字になっていて、抜けの良さを重視する方にも適しています。
P790アイアンと比べると上級者寄りのため、いろいろなショットに挑戦してみたい方にオススメです。

第3位 スリクソン ZXi5 アイアン
スリクソンから発売のZXiシリーズのアイアンです。同シリーズでは、「4」「5」「7」の3モデルあり、ZXi5は真ん中の「5」のモデルです。
真ん中と言っても、7番のロフト角は31°で、中級者向けとして見た場合、フェースは寝ていますので飛距離よりも高さを出したい方向けです。
中級者向けは中空構造のハイテクアイアンが多いですが、ZXi5アイアンは従来通りキャビティ形状が採用されています。
軟鉄ボディによる打感の良さがあり、本格派アイアンを使いたい方にオススメの中級者モデルです。
こちらもP790アイアンと比べると上級者寄りで、弾道操作に挑戦したい方、ミスを手の感触で感じ取りたい方にオススメです。

第4位 キャロウェイ APEX Ai200アイアン
APEX Ai200アイアンは、キャロウェイのAPEXシリーズのアイアンで、2021年のAPEXアイアンの後継モデルです。
名前からは分かりづらいですが、APEXのスタンダードモデルです。
アスリート向けアイアンとしては珍しく、ややグースが感じられる、ブレードとソールの厚みが感じられるのが特徴です。この形状は、つかまり、球の強さ、安心感につながりますので、見た目が好みかどうかが先ず大きな判断ポイントになります。
そして、APEXシリーズはアイアンの種類が多いのも特徴で、APEX Ai200アイアンは7番が37インチでAPEX MB・CB・PRO・Ti FUSIONの上位4モデルと長さが揃っています。
コンボでも組みやすいため、ロングアイアンだけAi200を取り入れるといったセッティングも面白いでしょう。

第5位 タイトリスト T200アイアン
T200アイアンは、タイトリストから発売のTシリーズ3代目から発売のモデルです。
ツアープロや上級者向けのT100、T150に次ぐモデルで、シャープですっきりとした美しいアイアンです。
P790やAi200以上にマッスルバックのようみ見えますが、中空構造が採用されていて、中にはタングステンが搭載され寛容性を持たせてあります。
7番のロフト角は30.5°で、中級者向けとしては飛距離よりも高さを重視する方向けです。
中級者向けとしては、やや上級者寄りになりますので、シャープな見た目、操作性を好む方、さらに上を目指す方に適しています。
飛距離をまだまだクラブに頼りたい方は、T350という選択も良いでしょう。

打感は塊感あるタイプとなりますので、制振材を入れた人工的なマイルドさよりも、ソリッド感を好む方向けです。

2023年版 アイアン ランキング【中級者・セミアスリートゴルファー編】
第1位 テーラーメイド P790アイアン 2023
P790アイアン 2023は、同モデルの4代目です。テーラーメイドのPシリーズの中で、最も多くリニューアルされていますので、それが人気の高さを裏付けています。
7番のロフト角は30.5°で、飛距離性能と球の上がりやすさのバランスが絶妙です。
そして、中空内部には寛容性を高めるタングステン、打感を良くするスピードフォームAIRが内蔵されています。
ソールも厚過ぎず薄過ぎず、ネックはほぼストレートで球の操作もできて、中級者向けとしてこれ一択といって良い程、オススメのアイアンです。

第2位 PING i525アイアン
PINGのi525アイアンは、アスリート向けのiシリーズアイアンの中で、最も優しいモデルです。
7番のロフト角は29°で、中級者向けとしては大分ロフトを立たせた設定になっていますので、飛距離性能に寄せてあります。
中空アイアンながら中に制振材は搭載されていないため、弾き感が心地良いと感じられる方に適しています。つまり、柔らかさを求める方は、打感が気になるかもしれません。
直進性・飛距離性能が高いアイアンのため、アベレージゴルファーがアスリート向けアイアンを使ってみたいと思い始めた方にオススメです。

第3位 スリクソン ZX5 MKⅡアイアン
スリクソンから発売のZX MKⅡシリーズの中のアイアンです。
ZX MKⅡシリーズには、ZX4、ZX5、ZX7の3機種あり、ZX5は真ん中のモデルです。
真ん中と言っても、7番のロフト角は31°で、中級者向けとしてはフェースが寝ていて、しっかり高さを出して狙いに行きたい方に適しています。
キャビティ形状をしているものの、アスリート向けアイアンだけあって、操作性に優れています。言い換えれば、意図しない打点やスイングのブレに対して反応しますので、寛容性を期待されると扱いにくいかもしれません。
操作性のある中級者向けアイアンで、じっくりしっかり練習を積み重ねていきたいという方に適しています。
第4位 本間ゴルフ TW757P アイアン
本間ゴルフのTW757シリーズの中で、最もロフトが立っているアイアンです。
7番で28.5°のため、ロフトだけみれば人によっては飛び系に分類されそうなスペックですが、ネックはほぼストレート、ソールも厚すぎず、シャープな形状をしています。
飛距離性能と操作性はトレードオフの関係が多い中、TW757Pアイアンでは共存していて、とても珍しいタイプのアイアンです。
アイアンの弾道に、高さよりも飛距離と操作性をクラブに求める方に適しています。

第5位 タイトリスト T200アイアン
タイトリストから発売のTシリーズ3代目から発売のモデルです。
T200は、ツアープロや上級者向けのT100、T150に次ぐモデルで、中空構造が採用されています。
7番のロフト角は30.5°で、球をしっかり高く上げて狙いに行きたい方にオススメのアイアンです。
飛距離をまだまだクラブに頼りたい方は、T350という選択も良いでしょう。
