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フェアウェイウッドピン

PING 2025年「G440」シリーズ フェアウェイウッド3機種の違いを比較・評価

PINGの2024年モデルの「G440」シリーズについて、フェアウェイウッド3機種の違いをまとめました。

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≫ G440のドライバー 3機種の違いを比較・評価

G440シリーズ フェアウェイウッド 3機種

G440シリーズのフェアウェイウッドは、全部で3機種となっています。

  • G440 MAXファウェイウッド
  • G440 LSTフェアウェイウッド
  • G440 SFTファウェイウッド

前作のG430と同様で、スタンダードのMAX、低スピンのLST、ドローバイアスのSFTです。なお、もう少し細かく言うと、この3機種とは別に軽量タイプのHLも同時リリースとなっています。このHLはMAXとSFTの2機種というのも前作と同じです。

モデル 特徴
MAX 寛容性と高弾道を備えたスタンダードタイプ。
番手が豊富(15~24°)。
LST 低重心・低スピンの強弾道タイプ。
新たに5番が追加。
SFT ドローバイアスタイプ。
ロフトが1°寝ていて高弾道。

G440シリーズ フェアウェイウッド 3機種の形状の違い

▼左からMAX、LST、SFT

こちらは3機種のクラウンの映像を並べたものです。

一番右のSFTはヒール寄りの体積があり、後方も長く、投影が大きく作られています。つかまり、拾いやすさ、安心感を好む方に好まれる形状です。

ちなみに3番のヘッド体積は、SFT > LST > MAX となっていて、LSTはややディープな分、MAXよりも体積は大きくなっています。

▼左からMAX、LST、SFT

こちらは3機種を横から見た映像を並べたものです。

一番右のSFTのシャロー感が際立っていて、球が上がりにくい方が楽に拾い上げやすい形状になっています。

真ん中のLSTはややディープ寄りになっていて、後方も少しだけ持ち上がっていて、低スピン・強弾道を特徴づけた形状になっています。

G440シリーズのフェアウェイウッドの試打・評価

G440シリーズのMAX、LST、SFTの全3タイプのフェアウェイウッドの試打・評価です。

G440シリーズ フェアウェイウッド 3機種のスペックの違い

ウェイト

ドライバーには3機種全てで移動式ウェイトが搭載されていますが、ファウェイウッドでは固定式となっています。

MAX、SFTは後方に1つのみで寛容性を高めた重量配分です。

LSTのみ前側にも1つウェイトがあり、低重心・強弾道の性能を高めてあります。

ロフト角

モデル MAX LST SFT
3番 15° 15° 16°
4番 17°
5番 19° 19° 19°
7番 21° 22°
9番 24°

G440シリーズでは、フェアウェイウッドの番手が増えています。

スタンダードタイプのMAXでは4番(17°)が、低スピンタイプのLSTでは5番(19°)が追加されています。

特にLSTは従来まで何故か3番ウッドしかありませんでしたので、アスリートゴルファーにとっては待望の追加番手です。

またスタンダードタイプの4番についても、他メーカーでは3HL、HEAVENWOODなど、球が上がりやすい番手が豊富なため、PINGも充実させてきたようです。

3番ウッドのスペックの違い

モデル MAX LST SFT
ロフト角 15° 15° 16°
ライ角 57.5° 57.5° 58°
ヘッド体積 186cc 190cc 193cc
長さ 43″ 43″ 43″

通常、アスリート向けの低スピン・強弾道タイプは、ヘッド体積が170ccクラスのものが多いですが、G440 LSTは190ccと体積をかなり持たせてあるのが大きな特徴です。

アスリート向けと言えど、極端に難し過ぎない設計になっています。

SFTは0.5°アップライト設計になっていますので、そもそものつかまりが良いヘッド特性に加えて、さらにスペック面でもつかまりを重視してあります。

G440シリーズ フェアウェイウッドの価格・購入方法・発売日

ネットでの市場価格をG440 MAXフェアウェイウッドで調査してみると、日本モデルは楽天やamazonで購入することができ、67,100円から出品されています。

USモデルはフェアウェイゴルフUSAで購入することができ、53,746円から出品されています。

USモデルの方が約13,000円ほど安く出品されています
(当記事執筆時点での調査)

USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。

※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明

G440シリーズのフェアウェイウッドの発売日は、ドライバーと同じく2025年2月6日です。

G440 MAXフェアウェイウッド

G440 MAXフェアウェイウッドは、スタンダードタイプのフェアウェイウッドです。

高弾道・高MOIが特徴で、弾道バイアスがなく、幅広いゴルファー向けのやさしいフェアウェイウッドです。

前作との違いとしては、新たに4番ウッドが追加されたこと、5番のロフトが1°寝たことが挙げられます。

特に4番ウッドについては、ロフトが寝ていて長さも短いため、フェアウェイウッドを苦手としている方、特に3番が上がり辛い方にオススメですし、5番のロフトが寝たことで、番手の飛距離の差が出しやすくなっています。

G440 LSTフェアウェイウッド

G440 LSTフェアウェイウッドは、低スピンタイプのフェアウェイウッドです。

このモデルのみソール前方にもウェイトが1つ搭載されていて、低スピン性能・強弾道性能が高くなっています。

低く強いためで飛ばしたい方、風に負けない弾道が欲しい方、フェアウェイウッドで弾道操作したい方に適しています。

なお、今作から遂に5番ウッドが追加されましたので、従来までLSTの3番を使っていた方にとっては、5番も同じヘッドに揃えることができます。

G440 SFTフェアウェイウッド

G440 SFTフェアウェイウッドは、ドロータイプのフェアウェイウッドです。

ロフト角は従来通り3番で16°、5番で19°、7番で22°で、一般的なフェアウェイウッドよりも1°寝ていて球が上がりやすくなっています。

スタンダードタイプのG440 MAXも十分やさしいですが、右に弾道が偏っている方は、つかまり性能のあるG440 SFTがオススメです。

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