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フェアウェイウッドユーティリティスリクソン

SRIXON ZXi4・ ZXi5・ZXi7アイアンの違いを比較・評価|発売日は2024年11月9日

SRIXONの2024年の新作「ZXiシリーズ」のアイアン、ZXi4・ZXi5・ZXi7の違いをまとめました。

ZXiシリーズのアイアン3機種

▼左からZXi4、ZXi5、ZXi7

スリクソンのZXiシリーズのアイアンが、予定通り2年サイクルでリニューアルとなりました。

Zシリーズは2020年に改称していて、ZXシリーズとしては3代目となります。

ラインナップは、ZXi4、ZXi5、ZXi7の3モデルです。ドライバーの方はラインナップに変更がありましたが、アイアンは4・5・7の3モデルのままで、従来のユーザーとしては移行しやすくなっています。

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ZXi4、ZXi5、ZXi7アイアンのヘッド形状の違い

▼左からZXi4、ZXi5、ZXi7

こちらはネック形状の映像を並べたものです。

3モデルの中ではZXi4のみ寛容性がある形状が際立っています。フェースに厚みがあり、ネックもグースが少しだけ感じられ、つかまえて飛ばせる印象を与えてくれます。

ZXi5はZXi7と比べるとややオフセットが感じられますが、どちらもストレートネックと言って良いでしょう。オートマチックなつかまりを抑え、ヘッドを差し出したなりの素直な弾道を求める方に適しています。

特にZXi7の方はトップラインも薄く、操作性を求める上級者に好まれる形状です。

▼左からZXi4、ZXi5、ZXi7

こちらはソールを横から見た映像を並べたものです。

4・5・7となるにつれてソールの幅が薄くなっていて、よりほっそりとしたシャープな形状になっています。

特にZXi7はスリクソン特有の前後のバンスをはっきりと持たせてあって、薄いソールと合わせてダウンブローに打ち込んでいくタイプの方が扱いやすい形状になっています。

一方、ZXi4は中空構造を採用していることもあり、かなりソールに安心感がありますので、アベレージゴルファー~中級者が扱いやすいアイアンです。

▼左からZXi4、ZXi5、ZXi7

こちらはバックフェースの映像を並べたものです。

ZXi4は中空、ZXi5はバッジ張り合わせ、ZXi7は軟鉄鍛造と、3モデルで構造が異なりますが、いずれもキャビティー構造が採用されていて、相応なミスに対する許容性を持たせてあります。

「お助け要素はいらない。打感とシビアな操作性が大事。」という方は、マッスルバックのZ-FORGED Ⅱアイアンを検討しましょう。

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ZXi4、ZXi5、ZXi7アイアンの弾道・特徴の違い

モデル ZXi4 ZXi5 ZXi7
構造 中空 キャビティ ハーフキャビティ
フェース マレージング クロムバナジウム 軟鉄鍛造
ボディ ステンレス 軟鉄鍛造
飛距離性能 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
弾道高さ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
スピン量 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
操作性 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
寛容性 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
打感(柔らかさ) ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★
ロフト角* 28.5° 31° 32°
ライ角* 62° 62° 62°
FP* 3.5mm 3.5mm 3.9mm

*7番アイアンのデータ

ZXi4は中空構造が採用されていて、飛距離性能と寛容性が最も優れています。4のモデルとして最初のZX4アイアンはかなりボテッとしていましたが、最近のハイテク中空アイアンらしく、シャープな外観となっていて格好良さもあります。

アベレージゴルファーの方でも十分扱えますので、憧れのスリクソンを使い始めてみたい方に適しています。

ZXi5アイアンは軟鉄ボディ―にクロモリフェースを貼り合わせたキャビティアイアンです。7番のロフト角が31°で、飛距離性能と操作性のバランスが良く、中級者や飛距離が落ちてきた上級者に適しています。

ZXi7アイアンは軟鉄鍛造のハーフキャビティアイアンで、打感と操作性を求める中~上級者向けです。松山英樹が使うZ-FORGED Ⅱアイアンと比べると、キャビティによるやさしさを備えていますので、打感は重視するが、少しのミスは許容して欲しいという方向けです。

この3モデルは構造が全く異なっていて、それにあったロフト設定となっていますので、スキルレベルに合わせて選びやすくなっています。

▼ZXiシリーズアイアンの打ち比べ・比較試打

ZXi4、ZXi5、ZXi7アイアンのスペック・シャフトの違い

ロフト角の違い

モデル ZXi4 ZXi5 ZXi7
3番 20°
4番 21° 22° 22°
5番 23° 24° 25°
6番 25.5° 27° 28°
7番 28.5° 31° 32°
8番 33° 35° 36°
9番 38° 39° 41°
PW 43° 44° 46°
AW 49° 50° 51°
SW 56° 56° 57°

ロフト角の設定は、4、5、7の全てで前作もZX MKⅡシリーズと同じです。

スペックをあまりいじらないのがダンロップの特徴で、前作からの移行がしやすくなっています。

ロフトの違いを活かしながら、3モデル間でコンボを組むのも良いですし、ロングアイアンについてはZXiユーティリティがあり、2番(18°)、3番(20°)、4番(23°)と充実しています。

FPの違い

モデル ZXi4 ZXi5 ZXi7
3番 3
4番 2.7 2.7 3.3
5番 2.9 3.0 3.4
6番 3.2 3.2 3.7
7番 3.5 3.5 3.9
8番 3.8 3.8 4.4
9番 4.1 4.1 4.8
PW 4.5 4.5 5.1
AW 5.0 4.9 5.4
SW 5.8 5.3 6.0

FP(フェースプログレッション)は、ZXi4とZXi5でほぼ同じ値となっています。

ネック形状をみるとブレードの厚さの分もあるためZXi4の方がグースが強めに見えますが、数値で見ると大きな差は無いことが分かります。

ZXi7はFP値が大きめでオフセットをおさえてあります。

ZXi4、ZXi5、ZXi7アイアンの価格・発売日

ZXi4、ZXi5、ZXi7アイアンの発売日は、2024年11月9日です。

発売価格は以下の通りとなっています。

<ZXi4アイアン>

  • Diamana ZXi for IRON
    5本セット(6~9、PW):¥143,000
    1本(4、5、AW、SW):¥28,600
  • N.S.PRO 950GH neo
    5本セット(6~9、PW):¥137,500
    1本(4、5、AW、SW):¥27,500

<ZXi5アイアン>

  • Diamana ZXi for IRON
    6本セット(5~9、PW):¥158,400
    1本(4、AW、SW):¥26,400
  • N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
    6本セット(5~9、PW):¥151,800
    1本(4、AW、SW):¥25,300
  • N.S.PRO 950GH neo
    6本セット(5~9、PW):¥151,800
    1本(4、AW、SW):¥25,300

<ZXi7アイアン>

  • ダイナミックゴールド
    6本セット(5~9、PW):¥145,200
    1本(3、4、AW、SW):¥24,200
  • N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
    6本セット(5~9、PW):¥151,800
    1本(3、4、AW、SW):¥25,300
  • N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
    6本セット(5~9、PW):¥151,800
    1本(3、4、AW、SW):¥25,300

ZXi4アイアン

従来通り、中空構造を採用したステンレスアイアンです。

キャロウェイやテーラーメイドのような内部に制振材があるタイプではないため、打感の硬さが好みを分けましたが、新素材のソフトステンレスを採用して打感の向上が図れています。

7番のロフトは28.5°でアスリートブランドのアイアンとしては、他にはないぐらい飛距離性能を持たせてあります。

アベレージゴルファーで中空やアスリート向けブランドを使ってみたい方向けのアイアンです。

<スペック>

番手 ロフト ライ角 長さ FP
4番 21° 60.5 38.75 2.7
5番 23° 61 38.25 2.9
6番 25.5° 61.5 37.75 3.2
7番 28.5° 62 37.25 3.5
8番 33° 62.5 36.75 3.8
9番 38° 63 36.25 4.1
PW 43° 63.5 35.75 4.5
AW 49° 63.5 35.75 5
SW 56° 63.5 35.75 5.8

ZXi5アイアン

ZX5 MKⅡアイアンと同様に軟鉄ボディーとクロムバナジウム鋼フェースの組み合わせのキャビティーアイアンです。

クロバナフェースによる弾き、軟鉄ボディ―による打感の良さを備えています。

ロフト設定は7番で31°で、飛距離性能を高めに持たせてありますので、中級者、そして、飛距離が落ちてきた上級者に適しています。

ZXi5アイアン【3つの重要ポイント】特徴と適合ゴルファーを解説
スリクソンから発売のZXi5アイアン。 ZXとなってから3代目のモデルで、正統進化を重ねることで、より完成度が高まっています。 ZXi5アイアンについて、3つのポイントと適合ゴルファーについて解説します。 ZXi5アイアン 楽天市場 Ama...

<スペック>

番手 ロフト ライ角 長さ FP
4番 22° 60.5 38.75 2.7
5番 24° 61 38.25 3
6番 27° 61.5 37.75 3.2
7番 31° 62 37.25 3.5
8番 35° 62.5 36.75 3.8
9番 39° 63 36.25 4.1
PW 44° 63.5 35.75 4.5
AW 50° 63.5 35.75 4.9
SW 56° 63.5 35.75 5.3

ZXi7アイアン

ZX7 MKⅡアイアンと同様に、軟鉄鍛造のハーフキャビティーアイアンです。

3モデルの中で最も打感が良く、最も操作性に優れています。

7番のロフト設定は32°で、上級者向けとしてはやや飛距離性能を持たせてあり、キャビティーによる寛容性もあります。

<スペック>

番手 ロフト ライ角 長さ FP
3番 20° 60 39 3
4番 22° 60.5 38.5 3.3
5番 25° 61 38 3.4
6番 28° 61.5 37.5 3.7
7番 32° 62 37 3.9
8番 36° 62.5 36.5 4.4
9番 41° 63 36 4.8
PW 46° 63.5 35.5 5.1
AW 51° 63.5 35.5 5.4
SW 57° 63.5 35.5 6
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