テーラーメイドの2024年モデルは「Qi10」
出典:R&A
R&Aの適合リストに、テーラーメイドのドライバー2機種が掲載されました。
「Qi10」「Qi10 LS」というこれまでにない名称となっていますので、これまでの「ステルス」シリーズが終了し、新たに「Qi10」シリーズが始まったということになります。
これまでにない「LS」タイプ
「Qi10 LSドライバー」の名前、そして、ソールに記されたロゴらしき文字から、「Qi10」がシリーズ名で、「LS」がタイプ名であることが想像されます。
「LS」はLow Speedの例も希に有りますが、殆どがLow Spinの意味で使われますので、この場合も低スピンタイプという意味でしょう。
低スピンタイプと言うと、これまではステルス PLUS、ステルス2 PLUSという名称で「PLUS」が付いていましたが、 「Qi10」では「LS」となるようです。
ロリー・マキロイに続いて、タイガーウッズもQi10 LSドライバーを使用
11月にドバイで開催されたDPワールドツアーでは、Qi10シリーズのドライバーがロリー・マキロイ、トミー・トミー・フリートウッドの2名に本番導入されました。
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— TWLEGION (@TWlegion) November 28, 2023
そして今度は、タイガーウッズがテストを開始したというニュースが出て来ました。
ステルス2は見送っていただけに、テーラーメイド自身もほっとしていることでしょう。
何よりステルス2とは違って、アスリートライクなハードモデルであることが推測されます。
Qi10 LSドライバー
出典:R&A
テーラーメイドのドライバーは、Mシリーズの時は基本的に2種類でしたが、SIMシリーズから3種類になっています。
低スピン、スタンダード、ドローという3種類の構成は、他メーカーでも多く採用されていますので、恐らく今回もこのラインナップが継承されると思われます。
現在までに確認されているのは「LS」のみ、つまり、低スピンタイプのみとなります。
- ソール前方のドロー・フェードの調整機能付きウェイト
- ソール後方の固定式ウェイト
- 8・9・10.5°の3種類のロフト角
- 可変スリーブ
- スピードポケット
- カーボンフェース
一部でカーボンフェースはステルスで終了するのではという噂もありましたが、引き続きカーボンフェースが採用されています。
またヘッドサイズは一部で440ccという情報も出ています。
以前はアスリート向けモデルであっても460ccというケースがありましたが、ここ数年は430~450ccの小ぶりヘッドも増えています。
Qi10ドライバー
出典:R&A
こちらはQi10 LSドライバーの後に適合リストに掲載されたQi10ドライバーです。
モデル名からして、こちらがスタンダードタイプではないかと思われます。
- ソール前方のヒール寄りに固定式ウェイト
- ソール後方の固定式ウェイト
- 9・10.5°の2種類のロフト角
- 可変スリーブ
- スピードポケット
- カーボンフェース
LS、スタンダードと来れば、後はドローです。恐らく、Qi10 MAX、Qi10 HDといった名称でドロータイプがお目見えすることが予想されます。
まとめ
テーラーメイドの2024年モデルと思われる「Qi10」について取り上げました。
適合リストではLSとスタンダード(?)が掲載されましたので、今後はドロータイプが掲載され、全容が明らかになってくるでしょう。