本記事では、スライサー向けのドライバーについて、2025年時点でのオススメモデルをランキングで紹介します。
対象ゴルファーは、スライスに悩むゴルファーとなりますので、アベレージゴルファーがコア層となります。是非、参考にしてみてください。

記事の最後には、過去のランキングも残してあります!
第1位 キャロウェイ ELYTE X ドライバー
ELYTE Xドライバーは、キャロウェイのELYTEシリーズから発売されていて、全4タイプのプロパーモデルの中でドローバイアスの特徴を持たせたタイプとなります。
基本的につかまりの良さが備わっていますが、それに加えて後方ウェイトをドローポジションに移動させることができ、ドロー設定をさらに強めることができます。
打ち出しの高さも備わっていて、スペック面ではロフト12.0°もありますので、ハイドローで飛ばしたい方にもオススメです。

海外ブランドで「X」は、ドローバイアスの意味!

第2位 PING G440 SFTドライバー
G440 SFTドライバーは、PINGのG440シリーズから発売されています。SFTはStraight Flight Technologyの略ですが、実際にはドローモデルです。
このドライバーもEYLTE Xドライバーと同様にウェイトポジションが2つあり、ドローの強弱設定が可能です。
PINGはなかなかスペックを変えないことでも知られていますが、G430 SFTドライバーとの違いとして、標準シャフトが45.75インチから46インチに長尺化されています。
一般的にシャフトを長くすると正確性が損なわれ、飛距離ロスの要因にもなりますが、G440のヘッドは安定性が抜群なため、メーカーとしては長尺化してもプラスの効果の方が大きいと判断されています。
とは言え、46インチの長尺クラブは得手不得手が分かれると思いますので、長尺が得意な方に試してみて頂きたいドライバーです。

46インチの長尺クラブで、回転半径を活かして飛ばせる!

第3位 テーラーメイド ステルスグローレ+ ドライバー
ステルスグローレ+ドライバーは、ワールド展開されているステルスとアジア向けに展開されているグローレの融合シリーズです。
これまでグローレ融合シリーズは、Mグローレ、SIMグローレがあり、ステルスグローレはいわば3代目と言えます。
グローレはアジア向けのため日本人ゴルファーに馴染みやすく、これまで評価が高かったものの、基本的に軽量ドローモデルで対象ゴルファーが狭く限定されていました。
しかして、ステルスグローレのシリーズでは、従来通りの軽量以外に、重量感・しっかり感のあるステルスグローレ+が発売されています。
標準シャフトの中にはクラブ重量が300gを越えてくれる組合せのものもありますので、標準的な重さのクラブでつかまりが欲しい方も、十分、扱うことができます。

シャフト選択が豊富で、300g台のドライバーにもできる!
第4位 ブリヂストン B3 MAX Dドライバー
B3 MAX Dドライバーは、ブリヂストンのB3シリーズから発売されていて、軽量ドローの位置づけのドライバーです。
B3の「3」は軽量であること、MAX Dの「D」はドローを意味していますので、軽量ドロータイプとなります。
Bシリーズには、JGRで採用されたSP-CORが採用され続けていて、フェースの幅広いエリアで高初速が出やすくなっているのが特徴です。
つかまり、高弾道、クラブの軽さといったニーズに加えて、打点のバラつきに課題がある方にオススメです。

軽めのクラブで楽に振りたい方向け!
第5位 ダンロップ ゼクシオ X ドライバー 2024
XXIO Xドライバー 2024は、ダンロップのゼクシオXシリーズから発売されています。旧Miyazakiモデルの後継的な位置づけで、ゼクシオレギュラーモデルが軽量なのに対して、XXIO Xはクラブ重量が一般的な重さになるよう設定されています。
女子プロゴルファーにも採用されていることで、アマチュア男子ゴルファーに人気があるのも特徴の1つです。
ヘッド特性としては、20年以上続くXXIOのやさしさがベースに備わっていて、つかまりが良く、強い単動画出やすいドライバーです。
ドローモデルは軽量になりやすい傾向がありますが、一般的な重量でしっかりした振り応えは保ちたい方に適しています。

ゼクシオの使いやすさがありつつ、しっかり振れる重量感が魅力!
2023年版 スライサー向け ドライバー ランキング
第1位 PING G430 SFTドライバー
G430シリーズはドライバーが3タイプあり、G430 SFTドライバーはドロータイプのドライバーです。
従来までのSFTには、3タイプの中で、唯一、ウェイト調整機能が搭載されていませんでしたが、遂にG430シリーズで2段階のドロー調整機能が搭載されました。
スタンダードタイプのG430 MAXドライバーと比べると、ドロー設定で13ヤード、ドロープラス設定で20ヤードのドロー効果があります。加えて、可変スリーブによりアップライトに切り替えることもできますので、スライス削減の効果を多様に調整できる点も魅力の一つです。

ヘッドスピードが速くない、パワーに自信が無い方は、G430 HLシリーズという軽量バージョンにもSFTタイプがある!

第2位 キャロウェイ ビッグバーサドライバー 2023
キャロウェイから発売のビッグバーサドライバー 2023です。
2021年に発売されているビッグバーサ 21の後継モデルで、スライス削減効果を大きく打ち出しています。
ドロー仕様のドライバーとしては珍しく、しっかりとした重量感と低スピン性能が備わっていますので、振りごたえはそのままに、つかまり性能だけ高めたい方にオススメです。

第3位 PING G430 MAXドライバー
第1位はG430 SFTドライバーでドロー専用モデルでしたが、スタンダードモデルのG430 MAZドライバーもスライサー向けとしてオススメのドライバーです。
G430 MAXドライバーにもウェイト調整機能が搭載されていて、ニュートラル、ドロー、フェードの調整が可能で、ウェイトドローにすると10ヤードのドロー効果を発揮してくれます。
ちなみに、G430 SFTドライバーは、ドローポジションで13ヤード、ドロープラスポジションで20ヤードのドロー効果とされていますので、それよりは弱めのドロー効果となります。
決まって右にやすいものの、曲がり幅は10ヤード以内という方は、こちらのG430 MAXドライバーがオススメです。


軽量バージョンのG430 HLシリーズには、MAXタイプもある
第4位 テーラーメイド ステルス2 HDドライバー
テーラーメイドのステルス2シリーズは、ドライバーが3タイプあり、ステルス2 PLUSとステルス2(スタンダード)はあるリート使用なものの、ステルス2 HDはアベレージゴルファー向けのドライバーです。
初代ステルスシリーズは、全体的にハードスペックでしたが、その反動かステルス2シリーズの方は全体的にやさしくなっていますので、初代のステルス HDドライバーよりも、ステルス2 HDドライバーの方がやさしくなっています。
「HD」はHigh Drawの略のため、弾道は高弾道でつかまりの良さが特徴です。
ロフト角は、9°、10.5°に加えて12°もあり、可変スリーブも搭載されていますので、幅広い弾道ニーズにフィットしやすいドライバーです。

第5位 キャロウェイ パラダイムX ドライバー
キャロウェイのパラダイムシリーズはプロパーで4タイプのドライバーがあります。その中でドローモデルなのがパラダイム Xドライバーです。

ドローモデルと言うと「D」「MAX」が多いですが、海外では「X」も使われる!
なお、USモデルにはありませんが、日本モデルではパラダイム MAX FASTドライバーもあり、そちらの方は軽量でつかまり性能・弾道高さが優れています。
軽いクラブで楽に振りたい方は、日本モデルのパラダイムMAX FASTドライバーも検討されると良いでしょう。

尚、パラダイムシリーズは、前年のローグSTシリーズと比べるとかなり難しいと言われていて、弾道バイアスもフェード寄りになっています。
つかまりの良さ、スライス削減効果で言えば、一世代古くなりますが、ローグST MAX Dドライバーの方が高いと感じる方が多いと思います。

第6位 ダンロップ ゼクシオ12 ドライバー
大人気シリーズのゼクシオの12代目となるドライバーです。
クラブ重量は一般的なものと比べると20gほど軽いため、スイングスピードが遅い方、ヘッドが重過ぎると感じている方が楽に振りやすいドライバーです。
ゼクシオシリーズは、尖った性能や特徴というと軽量ぐらいしかありませんが、それでも、球の上がりやすさ、つかまり、直進性、寛容性など、初心者が真っ直ぐ飛ばしやすい性能がバランス良く備わっています。
20年以上も続くシリーズなだけあって、万人が使いやすさ、扱いやすさを感じやすいドライバーです。
第7位 ミズノ ST-X 230ドライバー
ミズノのSTシリーズ2023年モデルのドロータイプのドライバーです。
STシリーズは、Z、X、PLTNMの3タイプあり、Xはつかまりの良さと弾道の高さが特徴のドライバーです。
シャフトラインナップが豊富なため、270・280g台といった軽量なものや、300g台といった振りごたえのあるものまで選べるのも魅力の一つです。
