キャロウェイのAPEX Ai150アイアンが2025年7月に登場しました。
当記事執筆時点では、日本公式サイトでは掲載がなく、取り扱いはUSモデルのみとなります。
APEX Ai150アイアンの外観
APEX Ai150アイアンの特徴・テクノロジー
APEX Ai200とAPEX PROの中間のモデル
▼ロフト角の比較
番手 | PRO | Ai150 | Ai200 |
---|---|---|---|
3番 | 19° | 20° | - |
4番 | 22° | 22° | 21° |
5番 | 25° | 24° | 23° |
6番 | 29° | 27° | 26° |
7番 | 33° | 31° | 30° |
8番 | 37° | 35° | 34° |
9番 | 41° | 39° | 38° |
PW | 45° | 44° | 43° |
AW | 50° | 49° | 48° |
アイアンの特徴が最も表れるのがロフト角です。7番アイアンのロフト角を見れば、大凡の特徴や対象ゴルファーが見えてきます。
Ai150アイアンは、PROとAi200の中間に位置しています。
APEX Ai200がそもそもAPEXアイアン(スタンダードモデル)の後継なので、Ai150は敢えて名付けるとすればAPEX Semi PROアイアンといったところでしょう。
構造自体は軟鉄ボディにフェースカップを合わせた中空構造で、PRO、Ai200と同様です。
競合モデルとしては、テーラーメイドのP790アイアン、スリクソンのZXi5アイアン辺りが挙げられますので、中級者がコア層となります。
Ai300、Ai200と比べると、操作性はかなり高い!
▼左からPRO、Ai150、Ai200
こちらはネック形状の映像を比較したものです。
明らかにAi200はグースがありますが、PRO、Ai150はストレートに近い形状です。
しかも、先程のロフト角の比較ではAi150が中間でしたが、ネックに関してはAi150の方がPROよりもストレートに見えます。
▼オフセットの比較
番手 | PRO | Ai150 | Ai200 |
---|---|---|---|
5番 | 3.0mm | 3.0mm | 3.7mm |
7番 | 2.5mm | 2.4mm | 3.1mm |
9番 | 1.9mm | 1.7mm | 2.4mm |
実際、オフセットの値で見ても、Ai150が最も小さく、よりストレートに近いネックとなっています。
ロフトはAi200と1°違いですが、ネック形状はかなり違います。飛距離性能はAi200に近く、操作性はAPEX PROに近く、やや特殊な位置づけのアイアンです。
ついついAi200、Ai300と同系で見てしまいそうですが、かなり操作性を持たせた方に寄せてあります。
APEX Ai150アイアンのスペック
クラブスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ | オフセット |
---|---|---|---|---|
3番 | 20° | 60.0° | 39.00″ | 3.4mm |
4番 | 22° | 60.5° | 38.50″ | 3.2mm |
5番 | 24° | 61.0° | 38.00″ | 3mm |
6番 | 27° | 61.5° | 37.50″ | 2.7mm |
7番 | 31° | 62.0° | 37.00″ | 2.4mm |
8番 | 35° | 62.5° | 36.50″ | 2mm |
9番 | 39° | 63.0° | 36.00″ | 1.7mm |
PW | 44° | 63.25° | 35.75″ | 1.5mm |
AW | 49° | 63.5° | 35.50″ | 1.4mm |
シャフトスペック
<Dynamic Gold MID 115>
硬さ | 重量 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|
X | 115g | 中 | 中 |
S | 115g | 中 | 中 |
R | 115g | 中 | 中 |
APEX Ai150アイアンの価格と購入方法
ネットでの販売価格については、USモデル専門で取り扱いしているフェアウェイゴルフUSAでは、純正のDynamic Gold MID 115シャフトの装着モデルで、1,371.42ドル(200,227円)で発売されています。
AMAZON、楽天などのショッピングサイトでは出品が見つかりませんでした。もう少し時間が経つと、取り扱うお店が出てくると思われます。
USモデルは、保証や入手経路の安全性を考えると、メーカーから直接仕入れていて日本国内で実績があるフェアウェイゴルフUSAがオススメです。