
キャロウェイの最新シリーズ「QUANTUM」は、プロパーで5モデルが揃い、性能がより明確に分化されました。
モデル数が増えた分、自分にはどれが合うのか判断しづらいと感じる人も多いはずです。
そこで本記事では、ゴルファーの悩みを5つのタイプに整理し、その悩みに最もフィットするQUANTUMモデルをシンプルに導く構成にしました。
「球の高さ・方向性・つかまり・飛距離・振りやすさ」
自分の悩みや優先するものがどれか1つでも当てはまれば、選ぶべきモデルが自然と絞れます。
「QUANTUM」シリーズの特徴

QUANTUMシリーズの核となるのは、キャロウェイが新たに採用した3層フェース構造です。
チタンとカーボンを組み合わせることで、撓み(チタン)と弾き(カーボン)の両立を実現し、打点ブレに強く初速が落ちにくいフェースになっています。
さらに5つのモデルは、
- つかまり
- 打ち出し高さ
- スピン量
- 安定性(慣性モーメント)
といった性能が明確に分かれていて、ゴルファーの悩みに合わせて選びやすい構成になっています。
従来の4モデルから5モデルへと拡張されたことで、より細かなニーズに対応している点がQUANTUMの大きな強みです。
悩み別に見るドライバー選びの5つの軸(タイプ)
ドライバーには様々な性能や特徴の違いがあるように見えますが、ゴルファーが抱える悩みは大きく5つの軸(タイプ)に整理できます。
- A:弾道が上がらない
- B:方向性が安定しない
- C:スライスに悩む
- D:飛距離が伸びない
- E:振りやすさに不安がある
この5つは、スイングタイプやレベルに関係なく、誰もが必ずどれか1つは当てはまる“悩みの分類”です。
QUANTUMの5モデルは、この5つの軸(タイプ)にも対応するように性能が分かれていますので、自分の悩みを確認するだけで、最適なモデルが自然と絞り込まれます。
次の章では、それぞれのタイプに合うモデルを具体的に紹介します。
悩み別(A〜E) QUANTUMドライバー おすすめモデル
A:弾道が上がらない・キャリー不足に悩むタイプ
弾道の高さをしっかり出したい人が最も効果が期待できるモデルは、
QUANTUM MAX Dドライバー
です。
弾道が上がらない原因は、
- 打ち出し角が低いこと
- スピン量が不足していること
の2つが大きく影響しています。
「上がらず」「浮かず」のいずれか一方でも当てはまると、「キャリー不足」につながりトータル飛距離が伸びません。
MAX Dは、こうした“高さが出ない”悩みをクラブ側で自然に補ってくれます。
- つかまりが良く、自然とロフトがつく
→ 無理に上げようとしなくても、打ち出し角がスッと上がる - AIフェースがスピン量を自動で最適化
→ 低スピンで落ちる球が減り、キャリーが安定する - 上下の打点ブレに強い設計
→ 多少のミスでも高さが揃い、安定した高弾道になりやすい
「強い球は出るのに浮かない」「キャリーが伸びない」という悩みを、クラブ側の補正で自然にカバーしてくれるのが”MAX D”の魅力です。
メーカーも“高弾道”を特徴として挙げているモデルで、高さが出ない原因を根本から解消したい方に最も適したドライバーです。
B:方向性が安定しないタイプ(真っすぐ飛ばしたい)
方向性を最優先したい人が最も効果が期待できるモデルは、
QUANTUM MAXドライバー
です。
方向性が乱れる原因は、
- 打ち出し方向のバラつき
- スピン軸の傾き
の2つが大きく影響しています。
どちらか一方でも左右に散らばりやすく、両方当てはまるとフェアウェイキープ率が大きく低下します。
MAXは、QUANTUMシリーズのスタンダードモデルで、クセが最も少なく、“左右のブレ”をクラブ側で抑えてニュートラルな弾道を生み出してくれます。
- 高慣性モーメントでヘッドが安定
→ 打ち出し方向が揃いやすく、左右の散らばりが小さくなる - AIフェースがスピン量を補正
→ スピン軸の傾きを抑え、曲がり幅が自然と小さくなる - ミスヒット時でも直進性が落ちにくい
→ 芯を外しても大きく曲がらず、安心して振り抜ける
なお、
- ヘッドスピードが標準より速めの方
- 少し低く強く打ちたい方
は、ツアー仕様のQUANTUM ◆◆◆ MAXドライバーの方が、やや安定性は下がるもののフィットする可能性があります。
C:スライスに悩むタイプ
スライスを抑えたい人が最も効果が期待できるモデルは、
QUANTUM MAX Dドライバー
です。
スライスの多くは、
- インパクトでフェースが開くこと
- スピン軸が右に傾くこと
で生じます。
どちらか一方であっても、弾道は真っすぐ飛ばず、右にそれてしまいますし、この両方に当てはまる方も少なくありません。
MAX Dは、こうした“右へのミス”をクラブ側で自然に補正してくれます。
- つかまり性能が高く、フェースが返りやすい
→ インパクトで開きにくく、右への押し出しが減る - AIフェースがスピン量を補正
→ スピン軸の右傾きを抑え、スライス回転が弱まる - ミスヒット時でも球がつかまりやすい
→ 弱い右への弾道が出にくく、強い直進弾道になりやすい
「右へ逃げる」「つかまらない」「スライスが止まらない」という悩みを、無理に操作せずともクラブが抑えてくれます。
D:飛距離が伸びないタイプ(低スピンで飛ばしたい)
初速をしっかり出して飛距離を伸ばしたい人に最も適したモデルは、
QUANTUM ◆◆◆ドライバー
です。
飛距離が伸びない原因は、
- ボール初速が出ていないこと
- スピン量が多すぎること
の2つが大きく影響しています。
どちらか一方でも当てはまると、強い弾道にならず、ランも出にくくなります。
QUANTUM ◆◆◆ドライバーは、こうした“飛ばない原因”を構造そのものから補ってくれます。
- ディープフェース × 浅重心の450ccヘッド
→ 分厚いインパクトになり、エネルギーがそのまま初速に変換されやすい - 低スピン設計で吹け上がりを抑える
→ 余分なスピンが減り、前へ伸びる強い中弾道になりやすい
「当たっているのに飛ばない」「吹け上がって前に行かない」という悩みを、初速と低スピンの両面から改善してくれるのが◆◆◆の魅力です。
なお、強弾道が出やすい反面、小ぶりで操作性があり、ちょっとしたミスが弾道のブレとして表れやすいという特徴もあります。
この特徴がネガティブに働く方は、同じアスリート系で安定性を高めた QUANTUM ◆◆◆ MAXドライバーを試されると良いでしょう。
E:ヘッドスピードが遅い・軽量が良いタイプ
ヘッドスピードが遅めの方や、軽く振り抜きたい方に最も適したモデルは、
QUANTUM MAX FASTドライバー
です。
ヘッドスピードが出ない原因は、
- クラブが重くて振り切れないこと
- インパクトでヘッドが走らないこと
の2つが大きく影響しています。
MAX FASTはドローモデルのMAX Dの軽量版とも言え、こうした“振り切れない”悩みを軽量化とつかまり性能で補ってくれます。
- 約20g軽い軽量設計
→ ヘッドスピードが自然に上がり、初速が出やすい - ドローバイアス × 高弾道設計
→ つかまりが良く、球が上がりやすいのでキャリーが伸びる - MAX Dの軽量版という位置づけ
→ つかまり・高さのメリットをそのまま軽く振れる形で再現
「振ってもスピードが出ない」「球が上がらず飛ばない」という悩みを、軽量化と高弾道設計で自然に補ってくれます。
まとめ:悩み別おすすめモデル
QUANTUMシリーズは、特徴と性能が上手く細分化されています。
A〜Eのタイプ別に見てきたように、
「弾道の高さ、方向性、つかまり、初速、重量感」など、
悩みの“根本原因”に対して、モデルごとに明確な役割が与えられています。
悩み別 最適モデル早見表(A〜E対応)
| タイプ | 悩み | 最適モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| A | 弾道が上がらない | MAX D | つかまりと高さの補正が強い/キャリーが伸びる |
| B | 方向性が安定しない | MAX | 高慣性モーメントで左右のブレを抑える/フェアウェイキープ率が上がる |
| C | スライスに悩む | MAX D | フェースが返りやすい/右へのミスを自然に補正 |
| D | 飛距離が伸びない (アスリート仕様) |
◆◆◆ | ディープ×浅重心の450ccで初速が出やすい/強い中弾道に |
| E | ヘッドスピードが遅い・軽量が良い | MAX FAST | クラブ重量が約20g軽い/つかまり・高弾道でキャリーが出やすい |
“MAX”4モデルの選び方のポイント
QUANTUMのドライバーは、 5モデル中4モデルに“MAX”の名が付くため、ここが戸惑いやすいポイントにもなっています。
最後に、各モデルの特徴を紹介しますので、自分に合ったモデル選びの参考にしてみてください。
- MAX:直進性・方向性重視
- MAX D:つかまり・高弾道・キャリー重視
- MAX FAST:軽量・つかまり・高さ
- ◆◆◆:アスリート仕様・初速・低スピン
- ◆◆◆ MAX:アスリート系の安定性強化版






