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ドライバーテーラーメイド

Qi35 MAXドライバー 試打・評価|3つの重要ポイント|USモデルと日本モデルの違い

5.0

▼Qi35シリーズのドライバー 4機種の違いについては、下記記事に詳しくまとめてあります。

【2025年1月8日更新】テーラーメイド 2025年「Qi35」ドライバー4機種の違いを比較・評価
テーラーメイドの2025年モデルの「Qi35」シリーズについて、ドライバー4機種の最新情報をまとめました。 Qi35 MAXドライバー 楽天市場 Amazon フェアウェイゴルフUSA ▼Qi35 関連記事 ≫ Qi35のフェアウェイウッド...

Qi35 MAXドライバーの試打・評価

試打クラブは、ロフト角が10.5°、シャフトがDiamana BLUE TM50 S、24 VENTUS BLUE 6Xです。

  • ヘッド形状が丸くて大きい。前作も丸くて大きく見えて、そこは変わらない。大きいのに振りやすい。
  • 打感は前作で金属っぽかった。今作は締まった音になっている。食いつきが良くて、フェースに乗った感じがする。打点がブレても気持ち良いので、逆にミスショットが分かりづらい。
  • 前作は曲がらなかったけどスピンが多くて球が吹けたが、今作は上ではなく前に行く。今作はスピンが減っている。全然、吹ける感じが無い。
  • MAXでつかまるかと思ったら、直進性能が高い。
  • 球が上がるので、競技でランが出て欲しくない人にも良い。

Qi35 MAXドライバーの3つの重要ポイント

ポイント① 真っ直ぐ・高く・低スピンで飛ぶ

出典:youtube

基本的にゴフクラブは重心より上で打った方が良い弾道が出ます(ギア効果)。

そのため、フェース面上の重心位置を下げて、重心より上のエリアを広く取る方が有利になります。

一方で、高MOIにするためには深重心にする必要がありますが、そうすると重心位置は上がってしまいます。

しかし、テーラーメイドではカーボンフェース、カーボンクラウンの採用により、前と上を軽くしていますので、後方ウェイトに重量を回せ、深くし過ぎずに高MOIを実現することができます。

これにより、高MOIなのに低重心が実現されています。これがテーラーメイドならではでありQi35のドライバーの最大の特徴です。

弾道に与える効果としては、ギア効果により打ち出しが高く、スピンが抑えられ、高弾道・低スピンで大きく飛ばすことができます。

つまり、「直進性・寛容性が欲しいが、スピンが多過ぎる」という難題を解決してくれています。

ポイント② MAXだからと言って、ドローモデルではない!

Mシリーズの4代目から、日本でもドローモデル(M6 D-Type)が発売されていて、その後の、SIM、ステルスではハイドローモデルが常設されていました。

しかし、2024年から超高MOI時代を迎え、ハイドローの位置にあったモデルは、10Kとなっています。

メーカーの説明としても、Qi10 MAX、Qi35 MAXから「ドローバイアス」という言葉は消えていて、実際につかまりが良いモデルというより、逆に左に行き過ぎないという特徴すら感じさせます。

つかまる・つかまらないの感覚はスイングタイプにもよりますが、前作のQi10シリーズで言えば、Qi10 MAXよりもQi10の方がつかまると感じられる方も少なくありませんでした。

シリーズの中で一番簡単なモデルでMAXだからといって、スライス抑制効果があるわけではありませんので、この点は踏まえて置きましょう。

ポイント③ カーボンフェースの打音・打感が良い

カーボンフェースが本格的に採用されたのは、ステルスシリーズからとなります。ステルスシリーズは2代続き、QiシリーズもQi35が2代目となりますので、カーボンフェースは4代目ということになります。

その間、リニューアルが重ねられていて、もはや打音・打感の両方でチタンフェースとの違いが分からないレベルまで品質が劇的に向上しています。

打感も心地良い弾くがありつつ、吸い付く乗った感じもあり、中・上級者に好まれるフィーリングに仕上がっています。

Qi35 MAXドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較

主要スペックの比較

USモデルと日本モデルで、公開されているスペック項目を比べてみると、ロフト角・ライ角・ヘッド体積は同じですが、長さの表記に違いがあります。

日本モデルは45.25インチですが、USモデルは45.75インチとなっていて、USモデルの方が0.5インチ長尺の表記となっています。

ウェイト重量の比較

出典:taylormadegolf.jp

Qi35シリーズは、従来のMWT(スライダー式)からTAS(脱着式)にウェイト調整機能が変わりましたが、Qi35 MAXドライバーには搭載されていません。

固定式のタングステンウェイトがヘッド後方に装着されています。

ウェイトの重量については、日本モデルとUSモデルで差は無く、どちらも34gとなっています。

シャフトの比較

USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトのラインナップに違いがあります。

<日本モデル>

  • 2025 Diamana BLUE TM50:S/SR/R

<USモデル>

  • Fujikura AirSpeeder:S/R/A
  • Mitsubishi Diamana T+:X/S/R

レフティーモデルの有無

レフティーモデルについては、USモデルの方が充実しているケースが多く見受けられます。

Qi35 MAXドライバーについては、USモデルでは、9、10.5、12°の全てのロフト角でレフトハンドの提供があります。一方、日本モデルでは、9、10.5°にレフトハンドがあり、12°は提供がありません。

Qi35 MAXドライバーの日本モデル・USモデルの価格・購入方法・発売日

Qi35 MAXドライバーの発売日は、2025年2月7日です。

市場価格については、日本モデルはamazonや楽天で購入することができ99,000円から出品されています。

USモデルはフェアウェイゴルフUSAにて約94,198円で出品されています。

USモデルの方が5千円ほど安く出品されています
(当記事執筆時点)

USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。

※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明

Qi35 MAXドライバーの外観

Qi35 MAXドライバーのスペック

<日本モデル>

  • ロフト角:8、9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.25インチ
  • ウェイト:34g

<USモデル>

  • ロフト角:8、9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ
  • ウェイト:34g
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