本記事では、やさしく扱えるウッド型のユーティリティについて、2023年時点でのオススメモデルをランキングで紹介します。
なお、対象ゴルファーは、初心者・アベレージゴルファーを想定しています。
ストイックなアスリートゴルファーというより、スコアが100前後・100切りを目指すゴルファー、楽しくプレーするエンジョイゴルファーを想定していますので、是非、参考にしてみてください。
第1位 PING G430ハイブリッド
PINGのG430シリーズのハイブリッドです。
ドライバー、フェアウェイウッドは3タイプありますが、ハイブリッドはスタンダードモデルのみとなっています。
Gシリーズは、ドライバーからアイアンに至るまでどれをとっても弾道のブレなさが優れています。
アベレージゴルファーからアスリートに至るまで扱えてしまう万能型のため、迷ったらGシリーズで良いぐらいオススメです。
さらにハイブリッドは番手の種類が豊富で、2番(17°)~7番(34°)まで揃っています。アイアンが苦手な方は、青木瀬令奈プロのように思い切ってアイアンを7番か8番ぐらいからにして、後はフェアウェイウッドとユーティリティを多用してみるのもオススメです。
第2位 テーラーメイド ステルス2 HDレスキュー
テーラーメイドのステルス2 HDレスキューは、ステルス2シリーズの3タイプのハイブリッド(レスキュー)の中でハイドロー仕様のモデルです。
ヘッド形状はシャローで平べったいため、球が上がりにくい方が安心して構えやすくなっています。
ソールにはスピードポケットと呼ばれるスリット構造が設けられていますので、特にフェース下目でのミスヒットが多い方には、ミスが許容され飛距離ロスが出にくくなっています。
第3位 キャロウェイ グレートビッグバーサ ハイブリッド GBB 2023
キャロウェイのGBBシリーズ2023年モデルのハイブリッドです。
チタン素材とカーボン素材に活用により大幅な軽量化がなされていて、78gもの大重量のタングステンウェイトが搭載されています。
これにより低重心・高慣性モーメントが実現されていて、球の上がりやすさ・寛容性が備わっています。
日本モデルでは4~6番の3種類ですが、USモデルでは3~8番の6種類あり、ロフト角では18~32°までをカバーしています。
G430ハイブリッドも番手が充実していますが、GBBの方は4番以降のロフトピッチが3°に狭く固定されていて、好みの飛距離を選びやすいのが特徴です。
第4位 コブラ AEROJET ワンレングス ハイブリッド
コブラのAEROJETシリーズのワンレングス仕様のハイブリッドです。
名前からも分かる通り、コブラではアイアンとハイブリッドでワンレングス、つまり長さを固定したタイプが用意されています。
ハイブリッドは4~6番まで3種類の番手があり、全て37.25インチ(USモデル)に固定されています。
長さが同じため、番手が違っても同様の感覚で構えやすいため、結果としてスイングが安定しやすいという大きなメリットがあります。
さらに、アイアンのワンレングスモデルについても、同じく37.25インチ(USモデル)に固定されていますので、ユーティリティとアイアンを組合せると更に大きなメリットとなります。
第5位 ミズノ ST-Z 230ハイブリッド
ミズノのSTシリーズ2023年モデルのハイブリッドです。2022年はドロータイプ(X)が発売されましたが、2023年は高慣性モーメントタイプ(Z)となっています。
フェース面は四角い形状になっていて、リーディングエッジもストレートに近く、ウッド型でありながらアイアンに寄せた形状になっていますので、アイアンのように構えたい方にオススメです。
日本モデルでは3~5番、USモデルでは2~5番まであり、全番手で可変スリーブが搭載されていて弾道調整しやすい点も魅力の1つです。