SIM2 MAXドライバーの外観
SIM2 MAXドライバーの特徴・テクノロジー
つかまりと直進性がある
SIM2シリーズの3機種のドライバーの中で、SIM2 MAXドライバーは低スピン性能・寛容性・打ち出しの高さなど、中間的な位置づけにあります。
ヘッド形状もSIM2ドライバーよりもシャローで、直進性が備わっています。
ツアープロにも使用されていますし、アベレージゴルファーでも十分に扱えるため、とても人気のあるドライバーです。
アルミニウム素材を採用し
SIM2シリーズは、ブルーのパーツが特徴的なデザインとなっています。このパーツはアルミニウム素材でできていて、軽量素材のため更なる軽量化が図られています。
さらに、SIM2シリーズのドライバーは、溶接ではなく接着で組み立てられていますので、更に軽量化・余剰重量の創出が実現されています。
ウェイト位置はややヒール寄り
ソール前方のウェイトは、SIM2ドライバーよりもヒール寄りに配置されています。
ややつかまりを持たせてありますので、最近流行りの逃がしながら打ちたい方、クラブに少しつかまりをサポートしてもらいたい方に適しています。
ロフト角調整機能は引き続き搭載
可変スリーブによるロフト角・ライ角・フェース角の調整機能は、引き続き搭載されています。
スリーブの機構も前作と変わりませんので、SIM・Mシリーズで互換性があります。
SIM2 MAXドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較
ロフト角の種類は同じ
モデル | USモデル | 日本モデル |
---|---|---|
9.0° | 〇 | 〇 |
10.5° | 〇 | 〇 |
12.0° | 〇 | 〇 |
USモデルも日本モデルも、ロフト角は9°、10.5°、12°の3種類あります。
SIM2ドライバーでは、USモデルの方のみ8°がありましたが、SIM2 MAXドライバーではロフト角の差はありません。
レフティーモデルについても、USモデル・日本モデル共に、9°と10.5°のみとなっています。
標準シャフトが異なる
USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトの種類に違いがあります。
<USモデル>
- FUJIKURA VENTUS BLUE
- KURO KAGE SILVER
<日本モデル>
- TENSEI BLUE TM50 (’21)
- Tour AD HD-6
- Speeder 661 EVOLUTION VII
- Diamana TB60
標準シャフトの重量クラスは、USモデルのVENTUS 、日本モデルのTENSEI共に50g台で同じですが、ヘッドの重量感を示すバランスは、USモデルでD4、日本モデルでD3となっています。
SIM2 MAXドライバーの仕様
ロフト角 | 9.0° | 10.5 | 12.0° |
---|---|---|---|
ライ角 | 56.0° | 56.0° | 56.0° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 460cc |
長さ | 45.75” | 45.75” | 45.25” |
バランス* | D4 | D4 | D4 |
左右 | 両方 | 両方 | 右のみ |
SIM2 MAXドライバーのシャフト
US公式サイトに掲載されているシャフトは2種類です。
FUJIKURA VENTUS BLUE
硬さ | 重量 | トルク | チップ径 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
S | 55g | 3.9 | 0.335 | 中~高 | 中 |
R | 54g | 4.1 | 0.335 | 中~高 | 中 |
A | 53g | 4.3 | 0.335 | 中~高 | 中 |
KURO KAGE SILVER
硬さ | 重量 | トルク | チップ径 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
X | 69g | 5.2 | 0.335 | 中 | 低~中 |
S | 67g | 5.3 | 0.335 | 中 | 低~中 |
R | 64g | 5.4 | 0.335 | 中 | 低~中 |
SIM2 MAXドライバーの価格と購入方法
発売価格は、USで529.99ドル、日本で75,240円となっています。
市場での販売価格については、日本モデルの方はamazonにて53,000円、楽天にて66,800円にて出品されていました。
USモデルは、フェアウェイゴルフUSAにて、529.99ドル(約5.9万円)となっています。
当記事執筆時点での調査では、日本モデルの方が約6千円ほど安く出品されています。
USモデルは、保証や入手経路の安全性を考えると、メーカーから直接仕入れていて日本国内で実績があるフェアウェイゴルフUSAがオススメです。