テーラーメイドの2023年モデルの「ステルス2」シリーズについて、レスキュー3機種の違いをまとめました。
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ステルス2シリーズのUSモデルのレスキュー3機種
※左からPLUS、ノーマル、HD
テーラーメイド ステルス2のレスキュー（USモデル）は、ドライバー、フェアウェイウッドと同じく、全3機種のラインナップとなっています。
左からアスリート向けのステルス2 PLUSレスキュー、ノーマルタイプのステルス2レスキュー、ハイドロー仕様のステルス2 HDレスキューです。
前年の初代ステルスでは、HDタイプがドライバーのみでしたが、ステルス2では、フェアウェイウッドと、レスキューに追加されました。
さらに、ステルス HDアイアンも追加されましたので、ドライバーからアイアンに至るまで、HDで揃えることができるようになっています。
ステルス2シリーズ レスキューのUSモデルの弾道・テクノロジーの違い
弾道の違い
| モデル | ステルス2 PLUS | ステルス2 | ステルス2 HD |
|---|---|---|---|
| 打ち出し | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| スピン量 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| 寛容性 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 操作性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 弾道 | ややフェード | ニュートラル | ややドロー |
3機種の特徴は、ドライバー、フェアウェイウッドでは、PLUS、ノーマル、HDと言う順にやさしくなっていましたが、レスキューでは事情が少し異なっています。
3機種全てがウッド型のユーティリティではありますが、PLUSのみフェース面がトゥ高の四角形、ボディはディープで、アイアンの要素を取り入れた形状になっています。
そのため、少しだけアイアンライクなPLUS、ウッド型のノーマルとHDという位置づけになります。
テクノロジーの違い
| モデル | ステルス2 PLUS | ステルス2 | ステルス2 HD |
|---|---|---|---|
| ソールウェイト(固定) | 〇 | － | － |
| 可変スリーブ | 〇 | － | － |
| ツイストフェース | 〇 | 〇 | 〇 |
| スピードポケット | 〇 | 〇 | 〇 |
| Vスチールソール | 〇 | 〇 | 〇 |
| カーボンクラウン | － | 〇 | 〇 |
ネックには、ステルス2 PLUSレスキューのみ可変スリーブが搭載されていて、ロフト角・ライ角の調整が可能となっています。
ノーマルとHDはペンシルネックで調整機能がありません。その分、重心が低くなりますし、ヘッド形状もシャローなため、球を拾いやすく、上げやすくなっています。
アスリート向けのPLUSは、弾道のカスタマイズ性能が優れている
ステルス2シリーズ レスキューのUSモデルのヘッド形状の違い
※左から、PLUS、ノーマル、HD
先程も触れた通り、フェース形状は、PLUS、ノーマル・HDで大きく特徴が分かれています。
PLUSはトゥ高でフェース面が四角く、ウッド型でありながら少しだけアイアンの感覚で扱えます。
ノーマルとHDは平べったい形状で、特にHDの方は薄くなっていますので、ラフの状態に寄らず楽に球を拾いやすくなっています。
※左から、PLUS、ノーマル、HD
ノーマルとHDは、HDの方がよりヘッドがうす平べったいシャローで深重心になっていますので、寛容性・球の上がりやすさを持たせてあります。
ノーマル・HDの2機種と対照的に、ステルス2 PLUSはハイバックでディープな形状になっています。こちらを使いこなすには、それなりの技量が求められますので、基本的には上級者が取り入れるモデルです。
ステルス2シリーズ レスキューのUSモデルのスペック・シャフトの違い
スペックの違い
▼ロフト角の比較
| 番手 | ステルス2 PLUS | ステルス2 | ステルス2 HD |
|---|---|---|---|
| 2番 | 17°※ | － | － |
| 3番 | 19.5°※ | 19° | 20° |
| 4番 | 22°※ | 22° | 23° |
| 5番 | － | 25° | 27° |
| 6番 | － | 28° | 31° |
| 7番 | － | 31° | － |
※：調整機能付き
ステルス2 PLUSは、恐らくロングアイアンの代わりに入れるのを想定されていて、2～4番で上の方の番手が揃っています。
ノーマルは3～7番、HDは3～6番ですが、下の番手のロフト角は共に31°で、番手の数に違いはあるものの、カバーしているロフトレンジ（飛距離）はほぼ同じです。
HDのユーザーとして想定されるゴルファー層は、ロフトの差が大きくないと飛距離の差を出しにくいとも言えますので、ロフトピッチを広げて番手を少なくしている点は、なかなか上手い設計です。
最近ではプロの世界でも、アイアンを7番か8番からしか使わない選手も出てきていますので、アイアンが苦手な方は、ユーティリティが充実したステルス2シリーズで揃えると、ウッド系で幅広く揃えられそうです。
▼3番レスキューのスペック比較
| スペック | ステルス2 PLUS | ステルス2 | ステルス2 HD |
|---|---|---|---|
| ロフト角 | 19.5° | 19° | 20° |
| ライ角 | 57° | 60° | 60° |
| 長さ | 40.25″ | 40.75″ | 40.75″ |
同じ3番で比較してみると、HDのロフトが最も寝ています。
HDは球が拾いやすく、上がりやすい！
シャフトの違い
| シャフト | ステルス2 PLUS | ステルス2 | ステルス2 HD |
|---|---|---|---|
| Mitsubishi Kai’li Red HY |
X、S、R | － | － |
| Fujikura Ventus TR Red IH |
－ | S、R、A | － |
| Fujikura Speeder NX Red HB |
－ | － | S、R、A |
ステルス2シリーズ レスキューのUSモデルの価格と購入方法
ネットでの市場価格については、ノーマルなステルス2レスキューで調査してみると、日本モデルは楽天やamazonで購入することができ、34,320円で出品されています。
USモデルはレスキューゴルフUSAで購入することができ、36,399円から出品されています。
USモデルを購入する場合、レスキューゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。
※レスキューゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明
ステルス2 PLUSレスキュー
ステルス2 PLUSレスキューは、アスリート向けのモデルです。
ウッド型のやさしさがありながら、四角いフェース、フラットなソールによりアイアンらしさも取り入れていて、
浅重心でスピンも入れやすく、アイアン感覚で狙いにいきやすい設計になっています。
ステルス2 レスキュー
ステルス2レスキューは、シャローで深重心が特徴のユーティリティです。
PLUSとは形状が大きく異なっていて、球が拾いやすく、直進性に優れています。
3番～7番まであり、ロフト角31°まで揃っていますので、アイアンが苦手な方でウッドを多く採り入れたい方にとっては、クラブセッティングが組みやすいモデルです。
ステルス2 HDレスキュー
ステルス2 HDレスキューは、ノーマルタイプよりもさらにシャローになっています。
番手は1本少ないですが、ロフトピッチを広くとっているため、下の番手はノーマルと同じ31°まで揃っています。
3番、4番のロフトは、HDの方が1°寝ていますので、球の上がりやすさを求める方に適しています。
