USモデルの買い方

USモデルのゴルフクラブのメリット4つ!購入前に必読です!

USモデルの買い方

ゴルフクラブのUSモデルを取り扱うお店が、国内で増えています。

USモデルは、基本的に日本モデルとは異なりますので、そこから生まれるメリットがあります。

本記事では、敢えてUSモデルを選択するメリット4つを詳しく解説します。

メリット① 価格が安い

USモデルが好まれる最大のメリットは価格です。

何故、安いかと言うと、日本モデルは日本市場専用ですが、USモデルは世界中で販売されますので、マーケットの大きさが価格に反映されていると言われています。

実際に例を挙げて見てみましょう。

モデルUS価格日本価格差額
キャロウェイ
EPIC SPEEDドライバー
529.99ドル76,230円約1.8万円
キャロウェイ
EPIC MAXドライバー
529.99ドル76,230円約1.8万円
テーラーメイド
SIM2ドライバー
529.99ドル83,600円約2.5万円
テーラーメイド
SIM2 MAXドライバー
529.99ドル75,240円約1.4万円
タイトリスト
TSi2ドライバー
549.00ドル82,500円約2.2万円
タイトリスト
TSi3ドライバー
549.00ドル82,500円約2.2万円

大手海外メーカーの中で、小売価格が公表されているキャロウェイ、テーラーメイド、タイトリストの主要モデルで比較してみました。
(PINGのUS公式サイトには価格表示がありませんでした)

為替を1ドル=110円で算出してみると、大凡、2万円ぐらいUSモデルの方が安くなっています。

ついでですので、日本メーカーの海外モデルも見てみましょう。

モデルUS価格日本価格差額
ゼクシオ11ドライバー649.99ドル88,000円約1.6万円
ゼクシオプライムドライバー2021899.99ドル124,000円約2.5万円
ZX5ドライバー499.99ドル72,600円約1.8万円
ZX7ドライバー529.99ドル74,800円約1.7万円

ヤマハも調べたのですが、USサイトに価格表示が無かったため、ゼクシオとスリクソンで調査しました。

こちらも同様に約2万円ほどUSモデルの方が安いです。

ゴルフクラブは、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッド、アイアン、パターと揃えるクラブが多いので、USモデルを上手に取り入れると、かなり予算を抑えることができます。

メリット② 日本に無いモデルがある

海外の選手が使っているモデルを購入しようとしても、日本では取り扱いがないゴルフクラブが少ながらずあります。

最近では、USモデルのみというモデルは以前よりも減っている印象がありますが、それでもまだ日本では正規の取り扱いが無いモデルは存在しています。

当記事執筆時点での例を挙げると、キャロウェイのAPEX UW、テーラーメイドのP790UDIなどです。

反対に日本市場にしかないケースもあります。例えば、テーラーメイドのグローレシリーズは、アジア市場向けの軽めのシリーズのため、基本的にUSでは取り扱いがありませんでした。

メリット③ 番手やスペックが多い

USと日本の両方で存在するモデルでも、スペック表を見比べると異なる場合があります。

特に、フェアウェイウッドやアイアンでは、USモデルの方が番手の種類が多いケースが良くあります。

▼テーラーメイド SIM2 MAXフェアウェイウッド

モデルロフト角USモデル日本モデル
3番15°
3HL番16.5°
5番18°
7番21°
9番24°

例えば、テーラーメイドのSIM2 MAXフェアウェイウッドの場合、USモデルでは番手が5種類ありますが、日本モデルでは3・5・7番の3種類です。

アイアンが苦手でフェアウェイウッドを多様したいという方にとっては、USモデルの番手ラインナップは、かなり魅力的に見えるのではないでしょうか?

メリット④ USのシャフトで組める

USモデルと日本モデルでは、ヘッドは製造地の違いぐらいでほぼ同じと言われていますが、シャフトは種類自体が異なることが大半です。

これは、購入時の注意点でもありますが、反対に日本では標準で組めないシャフトがありますので、この点にメリットを感じられる方にとっては、USモデルはかなり魅力のある選択肢です。

▼キャロウェイ EPIC MAXドライバーのシャフトの違い

<USモデル>

  • PROJECT X CYPHER 40 GRAPHITE
  • PROJECT X HZRDUS SMOKE IM10 50 GRAPHITE
  • PROJECT X HZRDUS SMOKE IM10 60 GRAPHITE

<日本モデル>

  • Diamana 40 for Callaway

キャロウェイのEPIC MAXドライバーの場合、USモデルでは、公式サイトに40・50・60gクラスのシャフト3種類が掲載されています。

一方、日本モデルのばあい、40gクラスのシャフト1択となっています。

まとめ

USモデルでゴルフクラブを買い揃えるメリットについて、4つ取り上げました。

基本的には、安い、そして、日本で買えないものがあることに尽きます。

ゴルフクラブは、全てを新品のニューモデルで揃えると何十万円の出費になります。

USモデルを選択肢に加えることで、予算も抑えられ、対象モデル・スペックも増えます。なお、USモデルを購入する際には、日本モデルとの違いも把握しておくことをオススメします。

USモデルと日本モデルの違いについては、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。

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