テーラーメイドのステルスシリーズから発売のステルスPLUSドライバー。
USモデルでは、日本に無いスペックも発売されていて、また、シャフトも日本モデルとは異なるため、一定の人気がありあす。
希少なモデルですが、ステルスPLUSドライバーのUSモデルを、2種類のシャフトで比較試打した動画が興味深かったので、取り上げます。
ステルスPLUSドライバーのUSモデルを2種類のシャフトで比較・試打している動画
こちらの動画で、ステルスPLUSドライバーのUSモデルで、2種類のシャフトを使って比較試打されています。
試打ラボしだるTVさんの企画の動画ですので、石井プロにてじっくり試打されていて、トラックマンで弾道計測されています。
試打クラブは、ステルスPLUSドライバーの10.5°で、シャフトは以下の2種類です。
- Kai’li White 60 S
- PROJECT X HZRDUS SMOKE RDX RED 60 S
この2種類のシャフトは、テーラーメイドのUS公式サイトで、ステルスPLUSドライバーのページで紹介されているものとなります。
ステルスPLUSドライバーのUSモデルに興味がある方にとっては、最も興味が集まるシャフトだと思います。
お時間のある方は、上記の動画をゆっくりご覧頂ければと思いますが、試打の中で特に気になったポイントを以下にまとめましたので、ご覧頂ければと思います。
Kai’li White 60 Sシャフトで、ステルスPLUSドライバー USモデルを試打・評価
▼KAI’LI WHITE 60シャフトのスペック
フレックス | 重量 | トルク | チップ径 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
X | 69g | 4.1 | 0.335 | 低 | 低 |
S | 68g | 4.1 | 0.335 | 低 | 低 |
- Kai’liシャフトは日本で製造、ヘッドは台湾で製造、アセンブリ(組み立て)はメキシコで行われている。
- シャフト重量は68g。
- シャフトはピーンと戻ってくる感じがある。石井プロが知ってるKai’liとは別物。
- パワーがある人に良い。手元のしなりを少し感じられ、ほどよく動いてくれて、結構しっかりしてるので叩ける。
- 粘り気があるとか、高弾性な感じはない。
- 真ん中がしっかりしてるが、先が動いてくれて、タイミングが取りやすい。
日本モデルとUSモデルのヘッドの違いについては、特に感じられず、あっても個体差ぐらいではないか、とのことです。
PROJECT X HZRDUS SMOKE RDX RED 60 Sシャフトで、ステルスPLUSドライバー USモデルを試打・評価
▼HZRDUS SMOKE RDX REDシャフトのスペック
フレックス | 重量 | トルク | チップ径 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
X | 60g | 3.5 | 0.335 | 中 | 中 |
S | 60g | 3.5 | 0.335 | 中 | 中 |
R | 60g | 4.5 | 0.335 | 中 | 中 |
- 純正シャフトの中で、最もハードな仕様。手元は硬いが、アセントより真ん中は撓む。
- トルク3.5で、シャフト重量は60g台、振動数は269。
- シャフトのしなり感があるが、手元が棒のような感じがあって、戻ってくる感じがある。
- アセントよりHZRDUSの方が戻ってくる感じがある。しなり戻りでスピードが出る。
- Kai’liとHZRDUSを比べると、Kai’liの方がマイルドに感じる。
HZRDUSで初めて打てる感じがしたと感想を述べられていて、長さがあってしなるという意見も出ていました。
これまでHZRDUSで苦戦された経験がある方は、スペックを比較されてみると違いが分かるかもしれません。
まとめ
ステルスPLUSドライバーのUSモデルで、2種類のシャフトで試打した結果を取り上げました。
ステルスPLUSドライバーは、日本ではSELETC FIT STORE限定ですが、USでは普通に販売されています。
価格もUSモデルの方が安く出品されていてお買い得感があり、さらに日本ではないロフトスペックの8°、日本とは異なるハードなシャフトがあり、ハードヒッターや上級者には興味深い選択肢ではないかと思います。

