▼ローグSTシリーズのドライバー4機種の違いについては、下記記事にまとめてありますのでリンクを載せておきます。
ROGUE ST MAX Dドライバーの外観
ROGUE ST MAX DドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較
タングステンウェイトの重量が異なる
出典:https://www.callawaygolf.com/golf-clubs/drivers/drivers-2022-rogue-st-max.html
ヘッド後方には、タングステン・スピード・カートリッジと呼ばれる金色のパーツが搭載されています。この中には、高比重金属のタングステンがウェイトととして搭載されていて、深重心・低重心を実現しています。
タングステンウェイトは日本モデル・USモデルで重量が異なっていまして、日本モデルでは11gなのに対して、USモデルでは20gとなっています。
USモデルの方が9gも重たいため、より深・低重心となりますので、寛容性・直進性が増します。
後方ウェイトが重いと、高MOIになるが、ヘッドそのものも重くなる。
クラブ長さが異なる
公式サイトでのクラブ長さの公表値によると、USモデルでは45.75インチですが、日本モデルでは45.5インチとなっています。
USモデルの方が0.25インチ長くなっています。
クラブが長いと、スイングの回転半径が大きくなり、飛距離アップにつながりやすい。一方で、的が遠くなり、スイングの正確性は下がりやすい。
標準シャフトが異なる
USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトの種類に違いがあります。
USモデルではTENSEI3種にPROJECT X2種の合計5種類、日本モデルは4種類となっています。
TENSEIとVENTUSというシャフトの違いは、好みが分かれるところ!
<USモデル>
- NEW MITSUBISHI TENSEI AV BLUE 55 GRAPHITE
- NEW MITSUBISHI TENSEI AV BLUE 65 GRAPHITE
- NEW MITSUBISHI TENSEI AV WHITE 65 GRAPHITE
- PROJECT X CYPHER BLACK 40 GRAPHITE
- PROJECT X CYPHER BLACK 50 GRAPHITE
<日本モデル>
- VENTUS 5 for Callaway
- Tour AD UB-5
- SPEEDER NX 50
- Diamana PD 50
ROGUE ST MAX Dドライバーの特徴・テクノロジー
タングステン・スピード・カートリッジによる深低重心
ROGUE ST シリーズのドライバーは、全モデルでヘッドの最深部にゴールドのパーツが装着されています。
中には高比重金属のタングステンがウェイトとして搭載されていて、モデルによりウェイトの重量は異なっています。
タングステンウェイトが後方にあることで、深低重心設計が実現されていて、高慣性モーメント、高打ち出しが可能となっています。
<タングステンウェイトのモデル別重量>
モデル | MAX | MAX D | MAX LS | LS◆◆◆ |
---|---|---|---|---|
タングステンウェイト | 26g | 20g | 23g | 20g |
なお、ROGUE ST MAX Dドライバーでは、ノーマルなROGUE ST MAXドライバーと比べると、ウェイト重量は6g軽い20gとなっています。
ドローモデルの場合、更にヒール寄りにドローウェイトを搭載しているため、ヘッド全体の重量やバランスを維持するために後方ウェイトを少し軽くしていると思われます。
後方ウェイトがノーマルモデルより軽いとは言え、日本モデルでの弾道チャートを見る限りでは、MAXよりもMAX Dの方が、打ち出し、慣性モーメントの両方が優れています。
よりやさしさを求める方にとっても、ROGUE ST MAX Dドライバーはおすすめです。
高弾道で、つかまりが良い
モデル | ROGUE ST MAX |
ROGUE ST MAX D |
ROGUE ST MAX LS |
ROGUE ST LS◆◆◆ |
---|---|---|---|---|
打ち出し | 高 | 高 | 高 | 高 |
スピン量 | 中 | 中 | 低 | 極低 |
弾道 | ややドロー | ドロー | - | - |
寛容性 | 極高 | 極高 | 極高 | 高 |
投影 | 大 | 大 | 大 | 中 |
ROGUE STシリーズのUSモデルは、MAXタイプが3種類あります。その中でROGUE ST MAX Dドライバーは最もドローバイアスとなっています。
アベレージゴルファーの中でも、スライスが出やすく、球が上がり辛い方に適しています。
センターに真っ直ぐ打てる方でも、球をつかまえる動きを少し楽したいという方にも良いと思います。
AI設計によるFLASH FACE SS22を搭載
ROGUE STシリーズのフェースは、2019年のEPIC FLASH以来、AIとスーパーコンピュータを駆使したヘッド設計が行われています。
AIデザインのFLASH FACE SS22は、スピン量を抑えながら、慣性モーメントを大きくしていて、飛距離と寛容性の両立が実現されています。
ジェイルブレイク・スピード・フレームを搭載
こちらのジェイルブレイクも、2017年のGBB EPIC以来、キャロウェイのドライバーには搭載が続いていて、フェアウェイウッドやハイブリッドにも広めています。
前年のEPICと同様に、柱状から枠状になったJAILBREAK SPEED FRAMEが搭載されています。
ヘッドの水平方向とねじれ方向の安定性が高められていて、よりインパクトエネルギーが効率的にボールスピードに転化され、飛距離アップにつながります。
ROGUE ST MAX Dドライバーのスペック
ロフト角 | 9.0° | 10.5° | 12.0° |
---|---|---|---|
ライ角 | 60.0° | 60.0° | 60.0° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 460cc |
長さ | 45.75” | 45.75” | 45.75” |
バランス* | D3 | D3 | D3 |
左右 | 両方 | 両方 | 両方 |
ROGUE ST MAX Dドライバーのシャフトスペック
US公式サイトに掲載されているシャフトは5種類です。以下、掲載されている順に紹介します。
NEW MITSUBISHI TENSEI AV BLUE 55 GRAPHITE
フレックス | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
REGULAR | 55 | 中~高 | 中 |
STIFF | 55 | 中 | 中 |
NEW MITSUBISHI TENSEI AV BLUE 65 GRAPHITE
フレックス | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
REGULAR | 65 | 中 | 中 |
STIFF | 65 | 低~中 | 中 |
NEW MITSUBISHI TENSEI AV WHITE 65 GRAPHITE
フレックス | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
STIFF | 65 | 低~中 | 手元 |
X-STIFF | 65 | 低 | 手元 |
PROJECT X CYPHER BLACK 40 GRAPHITE
フレックス | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
LIGHT | 40G | 高 | 先 |
REGULAR | 40G | 中~高 | 先 |
PROJECT X CYPHER BLACK 50 GRAPHITE
フレックス | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
LIGHT | 50G | 中~高 | 低~中 |
REGULAR | 50G | 中~高 | 低 |
ROGUE ST MAX Dドライバーの価格と購入方法
発売価格は、USで549.99ドル、日本で86,900円となっています。
ネットでの販売価格については、日本モデルの方はamazonや楽天で購入することができて、安いものでは7万円ぐらいで出品されています。USモデルの方は、フェアウェイゴルフUSAにて549.99ドル(約6.3万円)となっています。
当記事執筆時点での調査では、USモデルの方が7,000円ほど安く出品されています。
USモデルは、保証や入手経路の安全性を考えると、メーカーから直接仕入れていて日本国内で実績があるフェアウェイゴルフUSAがオススメです。
※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明