ダンロップの人気シリーズ「XXIO(ゼクシオ)」の最新モデルと思われるドライバーが、R&Aの適合リストに掲載されました。
2026年モデルとして登場が予想されるこのヘッドについて、現在判明している情報を整理します。
R&A適合リストに「2026 XXIO Driver」が登場
出典:randa.org
R&Aのコンフォーミングリストに、XXIOの新モデルと見られるドライバーの画像が掲載されました。
XXIOシリーズは2000年に初代が登場し、2年ごとのサイクルで新モデルがリリースされています。2026年モデルは13回目のリニューアルにあたり、シリーズとしては14代目に該当します。
近年のモデル名は「XXIO 11」「XXIO 12」「XXIO 13」と続いていますので、今回も順当に「XXIO 14(フォーティーン)」と命名される可能性が高いと思われます。
Type1とType2:2種類のヘッドが掲載
適合リストには以下の2モデルが掲載されています。
- 2026 XXIO Driver Type 1
- 2026 XXIO Driver Type 2
「Type1」「Type2」という表記はXXIOシリーズでは馴染みが薄いものの、前作でもType1〜3の分類が用いられていました。
- Type1:レギュラーモデル(XXIO 13)
- Type2:Xシリーズ(旧Miyazakiモデル、XXIO X 3代目)
- Type3:レディースモデル
この分類に基づけば、今回掲載されたType1は「XXIO 14」、Type2は「XXIO X(4代目)」ということになります。
XXIO 14 ドライバー(Type 1):可変スリーブを初採用か?
出典:randa.org
Type1はレギュラーモデルと見られるヘッドです。
直線的なラインが特徴的で、デザイン的にはXXIO 11を彷彿とさせます。
注目すべきは、ネック部分にポートのような構造が確認できる点です。これまで非採用だった「可変スリーブ(通称カチャカチャ)」が、ついにレギュラーモデルにも搭載される可能性があります。
<スペック情報(適合リストより)>
- ロフト角:9.5° / 10.5° / 11.5°
- テクノロジー:ACTIVWING、可変スリーブ
- フェース素材:ULTIFLEX
XXIO X ドライバー(Type 2):レギュラーモデルとデザイン統一か?
出典:randa.org
Type2はXXIO Xシリーズの4代目と見られるモデルです。
2代目・3代目ではレギュラーモデルと異なるデザインが採用されていましたが、今回は同一デザインとなっていて、こちらもXXIO 11に近い印象です。
<スペック情報(適合リストより)>
- ロフト角:8° / 9.5° / 10.5°
- テクノロジー:ACTIVWING、可変スリーブ
- フェース素材:ULTIFLEX
まとめ
2026年モデルとして登場が予想されるXXIO 14およびXXIO X 4代目は、デザインの統一と可変スリーブの採用により、シリーズの新たな進化を感じさせます。
特にレギュラーモデルへの「カチャカチャ」搭載は、ユーザー層の広がりや調整性の向上を示唆する重要な変化です。今後の正式発表が待たれます。