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アイアンタイトリスト

680 FORGEDアイアン 試打・評価|3つの重要ポイント|USモデルと日本モデルの違い

5.0

680 FORGEDアイアンの試打・評価

試打クラブは、680フォージドアイアンで、シャフトがダイナミックゴールド S200です。

  • 球は上がりやすくてスピンが入りやすい。
  • 打感はものすごく柔らかい。
  • タイトリストの他の軟鉄、マッスルはソリッドな感じがあるが、680 FORGEDは吸い付く感じがある。
  • アダムスコットが愛用していることで有名。

680 FORGEDアイアンの3つの重要ポイント

ポイント① 7年振りの限定発売!今回が最後か!?

680FORGEDアイアンは、2003年に発売されています。アダムスコットが長らく使用していたことでご存知の方も多いと思います。

2018年には一度400セット限定で発売され、瞬時に売り切れたと言われています。

そして、もう発売は無いかと思っていたところ、突如として2025年に再び数量限定での発売となっています。

2018年の発売の時は、5~9・Pの6本セットで売り出され、購入された方のみ3番、4番もオプションでの購入が可能でした。

そして2025年の発売は、3~9・Pの8本セットとなっています。USモデルでは2番もあり、セットの組み方も3種類用意されています(詳細は後述)ので、セッティングを選びたい方、2番が欲しい方はUSモデルを検討されると良いでしょう。

ちなみに価格ですが、2018年の時は3~9・Pまで購入して、税抜き192,000円、税込み207,360円(当時は消費税8%)です。そして2025年は同じく3~9・Pで税抜き288,000円、税込み316,000円です。ざっくり約10万円の値上がりです。

ポイント② アダムスコットは最近まで使用

アダムスコットというと、少し前の選手というイメージがある方もいると思いますし、最近、ゴルフを始めた方ではご存知ないということもあるかと思います。

ちなみに、40を超えていて2025年7月には45歳となりますが、まだ第一線で戦っています。

2024年は惜しくも2位2回、3位1回で、久しぶりの優勝には届きませんでしたが、この年の世界ランキングは堂々の18位で、獲得賞金は7億円近くに及びます。

さて、アダムスコットはまだ680 FORGEDアイアンを使い続けているかと言うと、タイトリストとのクラブ契約が2022年には終了していて、使っていたのは2021年・2022年ぐらいまでのようです。それでも20年近く使い続けてきたというのは驚きです。

ちなみにその後は、三浦技研、スリクソンのZXシリーズなどを取り入れています。

ポイント③ 7番のロフトは36°

最近のアスリートアイアンは、最も難しいモデルでも7番のロフト角は33°か34°ぐらいです。

680FORGEDアイアンは20年以上前のモデルということだけあって、36°です。下手すると1番手ぐらい違います。

ちなみに、620CBが34°、620MBが35°で、680FORGEDが36°ということで、きれいにモデル感でフローしています。

いずれにしても簡単に球が上がるモデルではありませんので、この辺りは承知の上で検討しましょう。

680 FORGEDアイアンのUSモデルと日本モデルの違いを比較

2025年に数量限定での復刻版として発売されているモデルで比較しています。

番手の種類の比較

番手については、USモデルの方が充実しているケースが少なからず見受けれます。

このモデルに関してもUSモデルの方が番手が多く、日本モデルは3~9番、Pですが、USモデルは2~9番、Pとなっています。

オーダー時に選択可能なセッティングは、日本モデルは3~9・Pのみですが、USモデルは2~9・P、3~9・P、4~9・Pの3種類あります。

主要スペックの比較

USモデルと日本モデルで、公開されているスペック項目を比べてみると、ロフト角・ライ角・長さの表記は同じです。

FP、オフセット、ヘッド重量などは公開値がないため不明です。

シャフトの比較

USモデルと日本モデルで、公式サイトで選択可能なシャフトメーカーには違いがあります。

<日本モデルで選択可能なメーカー>

  • KBS
  • Mitsubishi
  • 日本シャフト
  • PROJECT X
  • タイトリスト
  • トゥルーテンパー

<USモデルで選択可能なメーカー>

  • Aerotech
  • グラファイトデザイン
  • KBS
  • Mitsubishi
  • 日本シャフト
  • PROJECT X
  • タイトリスト
  • トゥルーテンパー
  • UST Mamiya

レフティーモデルの有無

レフティーモデルについては、USモデルの方が充実しているケースが多く見受けられます。

しかし、このモデルについては、USモデルと日本モデルのいずれでもライトハンドのみで、レフトハンドの提供はありません。

680 FORGEDアイアンの日本モデル・USモデルの価格・購入方法・発売日

680 FORGEDアイアンの発売日は、2025年6月です。

市場価格については、3~9、Pまでの8本セット、ダイナミックゴールドシャフトで調べてみたところ、日本モデルはタイトリストの公式サイトで購入することができ316,800円にて販売されています。

USモデルはフェアウェイゴルフUSAにて約290,000円で出品されています。

USモデルの方が2万7千円ほど安く出品されています
(当記事執筆時点)

USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。

※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明

680 FORGEDアイアンの外観

680 FORGEDアイアンのスペック

日本モデル

番手 ロフト角 ライ角 長さ
3 22° 60° 39″
4 25° 61° 38.5″
5 28° 62° 38″
6 32° 62.5° 37.5″
7 36° 63° 37″
8 40° 63.5° 36.5″
9 44° 64° 36″
P 48° 64° 35.75″

USモデル

番手 ロフト角 ライ角 長さ
2 19° 59° 39.5″
3 22° 60° 39″
4 25° 61° 38.5″
5 28° 62° 38″
6 32° 62.5° 37.5″
7 36° 63° 37″
8 40° 63.5° 36.5″
9 44° 64° 36″
P 48° 64° 35.75″
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