EENOURから発売のレーザー距離計「SILLAID VM1」と「SILLAID VM2」。
これまでのEENOUR製品とは一線を画し、「SILLAID」シリーズはレザー仕様の高級感が漂うワンランク上のブランドです。
本記事では、「SILLAID VM1」と「SILLAID VM2」をオススメしたい理由を、5つのポイントで解説します。
SILLAID VM1・VM2の最安値
SILLAID VM1とVM2の当記事執筆時点での販売価格について、安心感のあるメジャーなサイトで調べて見ました。
SILLAID VM1の最安値は、Amazonと楽天で13,980円、SILLAID VM2の最安値は、Amazonで23,980円でした。
なお、楽天は値引きクーポン、Amazonはタイムセールがあり、それを反映した価格のため、購入される時期によっては値引き額に違いがありそうです。
ポイント1:透過率が抜群!VM2はカラー表示と輝度調整でさらに見やすい!
モデル | VM1 | VM2 |
---|---|---|
ディスプレイ | LCD | OLED |
表示色 | 黒 | 赤、緑 |
透過率 | 85% | 95% |
倍率 | 6.5倍 | 6倍 |
ひとみ径 | 2.9mm | 3.3mm |
VM1とVM2は、一般的なレーザー距離計と比べて、透過率が極めて優れています。
透過率は光を通す量を表していて、この数字が大きいほど明るく見え、反対にこの数字が小さいほど薄暗くて見にくくなります。
そもそも透過率の値は公開していないメーカーが殆どですから、公開していること自体、この製品に自信があり優れていることを裏付けていると言って良いでしょう。
▼左からVM1、VM2
出典:Amazon
さらに上位モデルのVM2の方は、ディスプレイ表示が赤・緑の2カラーとなっていて、仕様もOLEDが採用されています。
OLEDは画素そのものが発光するため、薄暗い日などでも明るくはっきり見えるのが大きな特徴です。
出典:Amazon
さらに、VM2には輝度調整機能も搭載されています。調整方法は自動と手動がありますので、自動にしておけば調整する手間も省けます。
なお、VM1の方はLCDではありますが、透過率が優れていますので、逆に赤・緑のカラー表示が慣れないという方、少しでも価格が安い方が良いという方は、VM1を選択するのも良いでしょう。
ポイント2:高級感はそのままに、前作よりも大幅に小型化・軽量化!
▼前作VOYAGEと今作VMのサイズ比較
出典:楽天
前作のSILLAID VOYAGEも人気があるモデルですが、持ち運びやすさを重視される方には、やや大きくて重さがありました。
今回のSILLAID VM1・VM2は、サイズが27%、重量が25%もダウンサイジングされています。
勿論、大きさ・重さは必ずしもデメリットばかりではなく、構えやすく安定感があり、測定時にブレにくいというメリットがありますので、使い勝手を重視される方には逆に人気があります。
ただ、最近ではクレジットカード並みの超コンパクトタイプが増えていて、ポケットに入れたままプレーできるサイズ感・重量感を重視される方が増えています。
その意味では、今回のSILLAID VM1・VM2はポケッタブルサイズになりましたので、携帯性を重視される方にオススメです。
出典:Amazon
そして、SILLAIDと言えば高級感のあるデザインが大きな特徴です。
今回も本体にはレザーが用いられていて、使い込むことに質感が変わっていき、手に馴染んで味のある風合いへの変化が楽しめます。
また、レンズ周り、ボタンにはメタル素材が用いられていますので、しっとりとした落ち着きが感じられます。
前作ではカラバリがブラックとホワイトでしたが、今作ではブラックと明るめのブラウンの2種類となっています。
ステッチの色もカラバリによって変えられていて、細部への拘りが感じられます。
ポイント3:やっぱり便利な3点間距離の計測機能!
出典:楽天
前作のVOYAGEに引き続いて、VM1・VM2には3点間距離の計測機能が搭載されています。
この機能は、離れた位置にある2点間の距離を測ることができ、これまでのレーザー距離計では測れなかったところまで測ることができます。
具体的には、カートに乗ったままボールとピンの距離を測定したり、離れた位置にいる同伴者の打つべき距離を測定してあげたりと、ゴルフではとても便利に活用することができます。
ポイント4:測定の基本性能が高い
- 最大測定距離:1,093ヤード
- 測定スピード:0.04秒
最大測定距離は1,000ヤード超で、ハードヒッターにも十分なスペックです。そして、測定スピードについては0.04秒と驚異的な速さです。
つまり、測定性能はとても優れています。
特に測定スピードは極めて優れていて、速さは手ブレ防止の効果がありますので、安定した測定のしやすさにもつながります。
ポイント5:高機能・高級感、でも価格は安い!
ここまでディスプレイ、デザイン、機能、性能の良さを取り上げました。
全体的に優れていて、しかもデザインは高級感がありますが、価格については冒頭で最安値を紹介したとおり、とても安いです。
もう一度、最安値の調査結果を見てみましょう。
上位モデルのVM2が約2万5千円、下位モデルのVM1は約1万5千円です。
特に2万円以内で収めたい方には、VM1はオススメです。
まとめ
SILLAID VM1・VM2について、オススメする理由を5つのポイントで解説しました。
- 透過率が抜群!VM2はカラー表示と輝度調整でさらに見やすい
- 高級感はそのままに、前作よりも大幅に小型化・軽量化
- やっぱり便利な3点間距離の計測機能
- 測定の基本性能が高い
- 高機能・高級感、でも価格は安い
特に、3点間距離の計測機能は注目度が高まっている機能です。
VM1・VM2のどちらにも搭載されていますので、あとはカラー表示にするかどうか、その際に1万円の価格差を良しとするか、このあたりがVM1とVM2を選ぶ際の判断基準になってくると思います。