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Qi35 LSドライバー 試打・評価|USモデルと日本モデルの違い

5.0

▼Qi35シリーズのドライバー 4機種の違いについては、下記記事に詳しくまとめてあります。

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Qi35 LSドライバーの試打・評価

▼Qi35 LSドライバーの試打(7:11)から再生

試打クラブは、ロフト角が10.5°、シャフトがDiamana BLACK TM60 Sです。

  • 同じ460ccでもQi35 LSはQi35より相当小さく見える。
  • LSはフェース面が真っ直ぐ気味になっていて、叩いていける感じが強い。
  • 打感・打音はQi35と同じで良い。カーボンフェースと言う感じは全くない。球の重みはQi35 LSの方がしっかり伝わってくる。
  • ドロー、フェードの打ち分けがしやすい。
  • LSなのに高さが出て、距離も出る。

Qi35 LSドライバーの3つの重要ポイント

ポイント① 前作のQi10 LSより、上がる!つかまる!

往々にしてシリーズの2代目はやさしくなると言われています。

そして、Qi35はQi10の後継で、実質的にはQiの2代目です。

ちなみに、初代が難しく、2代目がやさしい理由としては、シリーズが変わった初代は、メーカーとしては兎にも角にもプロに使ってもらわないと始まらないことから、アスリート寄りに仕上げているためと言われています。

LSタイプも、Qi10 LSドライバーよりQi35 LSドライバーの方が全体的にやさしくなっています。

具体的には、球の上がりやすさ、つかまりの良さがあります。

前作のQi10 LSドライバーで、右に抜けることがある、球が浮き切らないと言った方は、Qi35 LSドライバーの方が扱いやすいでしょう。反対に更なる刺激を求めている方は、今回のQi35シリーズはスルーした方が良さそうです。

ポイント② ウェイト調整機能は大幅に変更!強弾道にできる

テーラーメイドの低スピンタイプのアスリート向けモデルは、これまでスライダー式のウェイト調整機能が搭載されていました。

M1、M3、M5では、前後・左右の2系統、SIM、ステルス、ステルス2、Qi10では左右の1系統でした。

しかし、Qi35 LSドライバーでは、スライダー式ではなく、ウェイトの脱着移動式に変わっています。

出典:taylormadegolf.jp

前方のトゥ・ヒールのウェイトがそれぞれ3g、後方ウェイトが13gとなっていますので、13gをどこに配置するかで重心位置を3通りに切り替えることができます。

重たいウェイトを前側にすれば操作性が高まり、弾道は低スピン・高打ち出し・強弾道になります。そして、左右のどちらにするかでドロー・フェードに味付けされます。

Qi10 LSドライバーでは、左右方向の調整のみでしたが、Qi35 LSドライバーでは前・後ろというウェイト配置により、前後方向の調整が可能な点が、SIM以来のドライバーとしては新しいところです。

ポイント③ 前重心にすると、重心がフェースセンターより下になる

出典:youtube

Qi35シリーズのドライバーの大きな特徴は、高MOIでありながら重心位置が低いところにあります。

通常、ドライバーの重心はフェースセンターより上にありますが、Qi35 LSドライバーは前重心に切り替えた場合、重心位置がフェースセンターよりも下になります。

重心よりも上で捉えた方が、打ち出しが高く、スピンが抑えられて、飛距離が出るとされていますので、Qi35 LSドライバーの前重心というハードスペックでは、フェース上側が広くなり、分厚い当たりの弾道が従来よりも出やすくなります。

Qi35 LSドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較

主要スペックの比較

USモデルと日本モデルで、公開されているスペック項目を比べてみると、ロフト角・ライ角・ヘッド体積は同じですが、長さの表記に違いがあります。

日本モデルは45.5インチですが、USモデルは45.75インチとなっていて、USモデルの方が0.25インチ長尺の表記となっています。

ウェイト重量の比較

出典:taylormadegolf.com

Qi35 LSドライバーにはウェイト調整機能が搭載されていますが、従来のMWT(スライダー式)からTAS(脱着式)に変わっています。

ウェイトは前方ヒール、前方トゥ、後方センターの3ヶ所あります。

ウェイトの重量については、日本モデルとUSモデルで差は無く、3g、3g、13gとなっています。

シャフトの比較

USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトのラインナップに違いがあります。

<日本モデル>

  • 2025 Diamana BLACK TM60:S
  • 2025 Diamana SILVER TM55:S

<USモデル>

  • Mitsubishi Kai’li Blue CB Dark Wave:X/S/R
  • Mitsubishi Kai’li White Dark Wave:X/S

レフティーモデルの有無

レフティーモデルについては、USモデルの方が充実しているケースが多く見受けられますが、Qi35 LSドライバーについては、レフトハンドの提供状況に差はありません。

9°、10.5°は日本モデル・USモデルの何れもレフトハンドがあり、8°は日本モデル・USモデルの何れもレフトハンドがありません。

Qi35 LSドライバーの日本モデル・USモデルの価格・購入方法・発売日

Qi35 LSドライバーの発売日は、2025年2月7日です。

市場価格については、日本モデルはSELETCFIT STORE限定のモデルのためテーラーメイド公式サイトで購入することができて99,000円で出品されています。

USモデルはフェアウェイゴルフUSAにて約101,398円で出品されています。

USモデルの方が2千円ほど高く出品されています
(当記事執筆時点)

USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。

※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明

Qi35 LSドライバーの外観

Qi35 LSドライバーのスペック

<日本モデル>

  • ロフト角:8、9、10.5°
  • ライ角:54°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ
  • ウェイト:3g、3g、13g

<USモデル>

  • ロフト角:8、9、10.5°
  • ライ角:54°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ
  • ウェイト:3g、3g、13g
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