ZX7ドライバー USモデルの外観
ZX7ドライバー USモデルの特徴・テクノロジー
重心が浅く、操作性が高い
USモデルのZXシリーズは、日本モデルと同じくZX5ドライバーとZX7ドライバーの2モデルあります。
とても似通ったドライバーですが、ヘッド形状、ウェイトの位置に違いがあり、弾道も異なっています。
ZX7ドライバーはヒール・トゥに1つずつあり、ヒールウェイトを軽くしてつかまりを抑えた重心設計となっています。そして、投影面積はZX5ドライバーと比べてヒール寄りがすっきりしています。
浅重心で慣性モーメントを抑えてありますので、低スピンでハードヒッターが思い切り叩け、インテンショナルな弾道を描きやすくなっています。
松山英樹プロは、ZX5からXZ7ドライバーに移行
ZXシリーズのドライバーは、松山英樹が久しぶりにスリクソンのドライバーを使い始めたことで注目のモデルです。
当初は寛容性のあるZX5ドライバーを使っていて、マスターズ優勝時もZX5を使っていました。しかし、その後はZX7ドライバーを使っています。
リバウンド・フレームを搭載
ZXシリーズのドライバーの最大の特徴は、ヘッドの剛性を剛・柔・剛・柔と組み合わせた独特な構造にあります。
特に、フェースの後ろの柔の層により、従来よりも後方で撓みが生じやすくなっていて、大きな撓みが生み出される構造になっています。
ウェイト調整機能を搭載
ZX7ドライバーは、ソールに2つのウェイトが搭載されていて、付属の専用トルクレンチを用いて脱着することができます。
ヒール寄りは4g、トゥ寄りは8gとなっていて、左右で重量差がありますので、これを入れ替えることで、ドローバイアス・フェードバイアスの切替が行えます。
また、オプションで別重量のウェイトを用意することで、更に自由度の高い弾道調整を行うこともできます。
ロフト角調整機能を搭載
前作のZ785ドライバーと同じく、可変スリーブが搭載されていて、弾道を調整することができます。
スリーブにはポジションが用意されていて、ロフト角・ライ角・フェース角の組み合わせを12通りに切り替えることができます。
ZX7ドライバーのUSモデルと日本モデルの違いを比較
USモデルと日本モデルでは、公開されているヘッドスペック情報には違いがありません。
装着されているウェイトの重量も同じです。
標準シャフトが異なる
USモデルと日本モデルで、公式サイトで紹介されているシャフトの種類に違いがあります。
<USモデル>
- PROJECT X HZRDUS SMOKE BLACK 60
USモデルのシャフトスペックは、この後で詳しく掲載してあります。
<日本モデル>
- Diamana ZX60
- Tour AD HD6
- Diamana TB60
グリップが異なる
USモデルはゴルフプライドのもの(写真上)、日本モデルはSRIXONオリジナルのもの(写真下)となっています。
- USモデル:GOLF PRIDE TOUR VELVET 360、口径58、52g
- 日本モデル:SRIXONオリジナル、口径60、50.5g
ZX7ドライバー USモデルの仕様
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|
ライ角 | 59.0° | 59.0° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
長さ | 45.25” | 45.25” |
バランス* | D3・D4 | D3・D4 |
左右 | 両方 | 両方 |
*D3:5.5-R、6.0-S、D4:6.5-X
ZX7ドライバー USモデルのシャフト
US公式サイトに掲載されているシャフトは1種類です。
PROJECT X HZRDUS SMOKE BLACK 60
硬さ | 重量 | 打ち出し | スピン | チップ径 |
---|---|---|---|---|
5.5-R | 59g | 低 | 少 | 0.335″ |
6.0-S | 59g | 低 | 少 | 0.335″ |
6.5-X | 61g | 低 | 少 | 0.335″ |
ZX7ドライバー USモデルの価格と購入方法
発売価格は、USで529.99ドル、日本で74,800円となっています。
ネットでの販売価格については、日本モデルはamazonや楽天で購入することができて、安いものでは5.3万円ぐらいで出品されています。
USモデルは、フェアウェイゴルフUSAにて、529.99ドル(約5.9万円)となっています。
USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。