タイトリストから発売のTSR2ドライバー。
このゴルフクラブが海外ではどのように評価されているのか?
USの主だったゴルフサイト・ゴルフメディアを中心に、口コミ・感想・試打の評価などをまとめました。
前作よりも、安定性がアップ!
前作のTSi2ドライバーと比較すると、違いは僅かで、TSR2ドライバーは前後が少しだけ短く、トゥ側が少し丸みを帯びています。
どちらかと言えば、TSR2ドライバーはアドレスした時にコンパクトに見えます。
TSR2ドライバーは飛距離がアップするかもしれないが、最も大きな点は、安定性が向上することによる総合的なメリットです。
<良い点>
- 弾道と飛距離の安定性が高い
<気になる点>
- 前作のTSiシリーズから大きな変更はない
インパクト音がとても静か!
<打感・打音>
控えめな外観で、インパクト音がとても静かです。やや高めの音ながら、気にならないぐらい静かです。
<対象ゴルファー>
TSR2ドライバーは全ての人に適している。寛容性と安定性に優れている。
<安定性>
十数回の試打で、ボールの速度は1MPH(約0.4m/s)しか変動しませんでした。これは、この安定性は、最近で見たことが無いレベルです。
ボールスピードの安定性は、新しいフェース構造によるもので、フェース全体でほぼ一定のCT値となっています。オフセンターヒットでもセンターヒットを同じボールスピードが提供されます。
<弾道>
TSR2ドライバーの重要な変更点として挙げられるのは、新しい重心位置です。従来のモデルよりも低く、浅くなっていて、ボールスピードのアップと打ち出し高さの改善が図られています。
高打ち出し、低スピンで飛ばせる
- TSR2ドライバーは、3機種の中では高打ち出し・低スピンタイプのドライバーで、一般ゴルファーに最もフィットしやすい。
- クラブヘッドが小さくなっていて、重心位置がより低く、より浅い位置になっています。そして、空力の改善効果もプラスされ、より寛容性がアップしています。その結果、空中でのボールスピードがアップし、飛距離性能も高くなっています。
センターヒットでもボールスピードと飛距離が安定する
ヘッドがよりコンパクトになっていて、ヘッドを速く振ることができます。TSi2ドライバーからTSR2ドライバーに変えると、クラブのヘッドスピードが3.5mph(約1.6m/s)アップしました。
ボールのスピード、飛距離、方向は、以前のTSi3ドライバーよりもはるかに安定している。
オフセンターヒット、センターヒットの両方で、ボールスピードと飛距離が高く保たれました。
<メリット>
- ヘッド形状がより小さくなって洗練されている。
- フェース全体で速いボールスピードを提供してくれる。
- オフセンターヒットに強い。
<デメリット>
- 他のモデルほど実用性は高くない。