▼APEX 2024年モデルは下記記事をご覧ください。

キャロウェイの2021年モデルのAPEXシリーズについて、USモデルのアイアン3機種の違いをまとめました。
APEX 21シリーズ アイアン USモデルの3機種
こちらがキャロウェイのAPEXシリーズ 2021年モデルのアイアンです。USモデルとして発売されているのは上記の3機種です。
- APEX 21アイアン
- APEX PRO 21アイアン
- APEX DCB 21アイアン
APEXシリーズのアイアンは、アメリカでもとても人気があり、2014年の発売からリニューアルを重ねていて、2021年モデルはシリーズ4代目となります。
モデル | 特徴 |
---|---|
APEX | シリーズのスダンダードモデル。 7番のロフト角が30°で、飛距離、上がりやすさ、寛容性が程よい中級者向けのアイアン。 |
APEX PRO | 中空+軟鉄ボディーで、コンパクト設計のアイアン。 7番のロフト角が33°でしっかり球が上あがりやすく、ヘッドサイズの割に寛容性も備わっている。 |
APEX DCB | APEXアイアンよりもソールが厚く、グースがあり、やさしさをプラスしたアイアン。 アベレージゴルファーから中級者に適している。 |
APEX 21シリーズ アイアン USモデルの弾道・テクノロジーの違い
弾道の違いを比較
モデル | APEX | APEX PRO | APEX DCB |
---|---|---|---|
打ち出し | 中 | 高 | 中 |
スピン量 | 中~多 | 多 | 中 |
寛容性 | 中 | 低~中 | 中~やや高 |
APEXアイアンとAPEX DCBアイアンは、球の上がりやすさと飛距離性能を程よく備えていて、中級者や飛距離をクラブに頼りたい上級者に適したアイアンです。
APEX DCBアイアンの方がやDCB(ディープ・キャビティ・バック)の名の通り、キャビティ形状がしっかりしていて、ネックもグースが強めのため、ミスへの許容性、つかまりの良さを高めたい方に適していて、中級者アイアンの入門編としてオススメです。
APEX PROアイアンは、軟鉄ボティ+中空で、上級者向けアイアンにやさしさを持たせてあります。
マッスルバックのシビアさがきつい方、少しクラブにミスを助けて欲しい方などにオススメです。

PROモデルでもハード過ぎず、3タイプあるため、上を目指すアベレージゴルファー~上級者まで、幅広いゴルファーに対応している!
テクノロジー・形状の違いを比較
モデル | APEX | APEX PRO | APEX DCB |
---|---|---|---|
形状 | キャビティ | 中空 | キャビティ |
FLASHフェースカップ | 〇 | 〇 | 〇 |
軟鉄ボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
ウレタン・マイクロスフィア | 〇 | 〇 | 〇 |
グース | 〇 | - | ◎ |
ヘッドサイズ | 中 | 小 | やや大 |
3機種全てで、ステンレス製のFLASHフェースカップ、軟鉄ボティ、ウレタン・マイクロスフィア、タングステンインナーウェイトが採用されています。
大きな違いとしては、PROモデルのみ中空構造が採用されていて、ヘッドサイズもコンパクト設計になっていて、弾きを抑え、操作性を高めてあります。

操作性が欲しい方は、グースを抑えたPROモデルがオススメ!
APEX 21シリーズ アイアン USモデルのスペック・シャフトの違い
スペックの違いを比較
▼ロフト角の違い
番手 | APEX | APEX PRO | APEX DCB |
---|---|---|---|
#3 | 19° | 20.5° | - |
#4 | 21° | 23° | 20° |
#5 | 23.5° | 26° | 23° |
#6 | 26.5° | 29° | 26° |
#7 | 30.5° | 33° | 30° |
#8 | 34.5° | 37° | 34° |
#9 | 38.5° | 41° | 38° |
PW | 43° | 45° | 43° |
AW | 48° | 50° | 48° |
7番アイアンのロフト角は、APEXが30.5°、APEX DCBが30°で、概ね中級者やアクティブシニアに好まれる飛距離性能を持たせた設定になっています。
APEX PROは、33°でフェースが寝ていますので、球をしっかり上げてピンをデッドに狙いに行きたい方が、十分扱える設定です。
▼オフセットの違い
番手 | APEX | APEX PRO | APEX DCB |
---|---|---|---|
#3 | 5.08 | 3.56 | - |
#4 | 4.57 | 3.43 | 5.08 |
#5 | 4.06 | 3.18 | 4.57 |
#6 | 3.56 | 3.05 | 4.06 |
#7 | 3.05 | 2.8 | 3.81 |
#8 | 2.79 | 2.54 | 3.56 |
#9 | 2.67 | 2.16 | 3.3 |
PW | 2.54 | 1.9 | 3.05 |
AW | 2.41 | 1.65 | 2.79 |
オフセットの値をみると、APEX DCB、APEX、APEX PROの順に小さくなっています。
つまり、グースが抑えられていますので、この順でつかまりが弱まっていく=操作性が高くなる ということを表しています。
APEX DCBとAPEXは、外観もロフト設定も似ていますが、グースの入り方には差があります。APEX DCBはしっかり球がつかまるネック形状になっていますので、強い球を打ちたい方、右へのミスを抑えたい方に適しています。
シャフトの違いを比較
シャフト | APEX | APEX PRO | APEX DCB |
---|---|---|---|
UST MAMIYA RECOIL DART 65 | - | - | Light Regular Stiff |
UST MAMIYA RECOIL DART 75 | Light Regular Stiff | - | - |
MITSUBISHI MMT 85 | - | Regular | - |
MITSUBISHI MMT 95 | - | Stiff | - |
MITSUBISHI MMT 105 | - | TX | - |
TRUE TEMPER ELEVATE MPH 85 | - | - | Regular Stiff |
TRUE TEMPER ELEVATE MPH 95 | Regular Stiff | - | - |
TRUE TEMPER ELEVATE ETS 115 | - | Regular Stiff X-Stiff | - |
APEX 21シリーズ アイアン USモデルの価格と購入方法
ネットでの市場価格については、標準スチールの5~9、Pの6本セットで、日本モデルはamazonや楽天で購入することができて約10.6万円で出品されています。
USモデルはフェアウェイゴルフUSAにて約15.4万円で出品されています。
USモデルを購入する場合、フェアウェイゴルフUSAは、直接、メーカーから仕入れていて日本国内での実績も長く、知名度もありオススメです。
※フェアウェイゴルフUSAのメーカーからの直接仕入れについての説明
APEX 21アイアン
APEXシリーズのスタンダードモデルです。飛距離と球の上がりやすさを両立させた中級者向けのアイアンです。
ややグースがありますので、操作性よりも、強い球、飛距離、やさしさに寄せたアイアンです。

APEX PRO 21アイアン
APEXシリーズ3機種の中で、唯一中空構造が採用されていて、それでいてすっきりとしたコンパクトな外観のアイアンです。
フェースは7番で33°と寝ていて、球を上から落として狙いに行けるアイアンです。
上級者向けのアイアンの中では、寛容性、飛距離性能が残っていますので、マッスルバックではハード過ぎるという方にオススメです。

APEX DCB 21アイアン
APEXアイアンとほぼ同じロフト設定ですが、キャビティがしっかりめになっていますので、直進性・寛容性に優れています。
オフセットも大きめで、このタイプのアイアンとしては、かなりグースがしっかりあります。
球が上げやすく、それでいてつかまりの良いアイアンということで、中級者向けでつかまりの良さがある貴重なアイアンとも言えます。

