ZX7 MkⅡ LSドライバー
出典:R&A
SRIXONのニュードライバー、「ZX7 MkⅡ LS」がR&Aのドライバー適合リストに追加されました。
ZX7は、色々なバージョンが同リストに追加されていまして、これまで16モデルありました。
今回追加された17モデル目は、名前も外観もこれまでと異なっていますので、2020年のZX7ドライバーとは全くの別物と思われます。
2022年モデルか!?
ZXシリーズが発売されたのは2020年10月です。
スリクソンは2年サイクルでリニューアルしますので、今回も順当に行けば2022年10月ということになります。
来月には、ニューモデルがリリースされても良い時期となりますので、今回の全く新しい外観のヘッドは、2022年モデル・2代目ZXということになると思います。
ZX5 MKⅡ LSドライバー・ZX7 MKⅡドライバーの実物映像をキャッチ
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こちらはZX7 MKⅡドライバーとZX5 MKⅡ LSドライバーの実物映像です。
ZX7の方はLSという文字がソールにありませんので、ノーマルなタイプの方となります。
3枚目にはフェースの映像を見ると、かなりディープな形状に見えます。
ZX7のノーマルタイプとZX5のLSタイプ、どちらが低スピン性能が優れているのか、なかなか興味深いところです。
ソールの前後にウェイトを搭載
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これまでリスト掲載された16モデルは、ウェイトの数、配置、ヘッドデザインが同じでしたが、17モデル目は明らかに違います。
取り上げたいのは、ウェイトの配置場所です。
これまでの右・左の1つずつだったのが、前・後に1つずつとなっています。
浅重心効果を高めて、スピン量を抑えることにより、打同の吹け上がり抑えられます。
モデル名にも最後に「LS」と付いていますので、かなり低スピンタイプのドライバーとなっているようです。
ロフト角が8.5°のみの意味
ZX7 MkⅡ LSドライバーは、適合リストにてロフト角が8.5°のみで掲載されています。
ここ最近の「7」のモデルを調べてみると、2014年のZ745、2012年のZ725まで行くと、ロフト角は8.5°、9.5°、10.5°の3種類で、8.5°もありました。
ただ、その後のZ765、Z785、ZX7では、9.5°と10.5°の2種類となっています。
モデル | 8.5° | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|---|
Z725 | 〇 | 〇 | 〇 |
Z745 | 〇 | 〇 | 〇 |
Z765 | - | 〇 | 〇 |
Z785 | - | 〇 | 〇 |
ZX7 | - | 〇 | 〇 |
ZX7 MkⅡ LS | 〇 | - | - |
今回のZX7 MkⅡ LSが8.5°のみとなると、かなり限定されたユーザー向けとなります。
このモデルは、スタンダード的なモデルではなく、LSという特別タイプのモデルである可能性、または、特定のツアープロ向けのプロトタイプモデルの可能性がありそうです。
そう考えると、今回のZX7 MkⅡ LSドライバーの他に、ZX7 MkⅡドライバーがスタンダードな位置づけのモデルとして存在することが考えられそうです。
まとめ
ZX7 MkⅡ LSドライバーについて、適合リストに掲載された件、そして、2022年モデルではないかという件を取り上げました。
順当に行けば、ニューモデルが発表されるのは間もないと思いますので、当面のスリクソンからの公式情報に注目です。
