KING LTDxツアーレングスドライバー USモデル３種の仕様・評価【通常モデルとの違いも解説】

KING LTDx ツアーレングスドライバー

楽天市場 Amazon フェアウェイゴルフUSA

KING LTDx ドライバーのツアーレングスの違い
1. クラブ長さ
2. ウェイト重量
ツアーレングスの設計意図と位置付け
KING LTDxシリーズのツアーレングスドライバー USモデルの価格と購入方法
KING LTDxシリーズツアーレングスドライバーの仕様

KING LTDx ドライバーのツアーレングスの違い

KING LTDxシリーズのドライバーは、通常バージョンに加えて、ツアーレングスと言うバージョンが発売されています。

ツアーレングスは、LTDxの３機種のドライバー全てで発売がありますので、LTDxシリーズのドライバーは、全部で６機種ということになります。

ツアーレングスと通常バージョンの違いについて、２点解説します。

クラブ長さ

ツアーレングスというだけあって、レングス、つまり、長さが特別なバージョンとなっています。

LTDxドライバーは、通常バージョンでは全て45.5インチで、アスリート向けドライバーとして極々一般的な長さです。

ツアーレングスでは、1インチ短くなっていて、44.5インチとなっています。1インチは2.54cmですから、指1.5本分ぐらい短くなっています。

ウェイト重量

LTDxドライバーには、取り外し・交換が可能なウェイトが全3機種に搭載されています。

ツアーバージョンでは、このウェイトの重量が全て重くなっています。

LTDxドライバー：10g→14g
LTDx LSドライバー：10g→14g、3g→6g
LTDx MAXドライバー：10g→14g、3g→6g

ウェイトを重くする理由は、長さが変わったことでクラブバランスに変化が生じますので、それを補正して通常バージョンと同じ振り心地に合わせるためでしょう。

基本的にクラブはドライバーから下に行くにつれ、ヘッド体積は小さくなるものの、ヘッド重量は増して行きます。短尺になると、2番ウッドに近づきますので、ヘッド重量を重くするのは理に適っています。

▼参考：ゼクシオの番手別ヘッド重量

1W	199g	H3	228g
3W	207g	H4	233g
4W	212g	H5	238g
5W	217g	H6	244g
7W	221g	－
9W	226g	－

ツアーレングスの設計意図と位置付け

ツアーレングスは、RADSPEEDシリーズやSPEEDZONEシリーズでも発売されていまして、コブラゴルフではお馴染みの仕様です。

この短尺バージョンが何故存在するかについて、コブラゴルフの公式サイトで以下の説明がなされています。

The LTDx Tour Length driver is inspired by Rickie Fowler’s shorter 43.5” driver, which he trusts to help him be more accurate and hit more fairways. The Tour Length offering is configured with a shorter 44.5” length, and a heavier 14g back weight to deliver maximum control off the tee without sacrificing distance.

↓google翻訳

LTDxツアーレングスドライバーは、リッキーファウラーの短い43.5インチドライバーに触発されており、彼はより正確でより多くのフェアウェイを打つことができると信じています。ツアーレングスオファリングは、より短い44.5インチの長さと、より重い14gのバックウェイトで構成されており、距離を犠牲にすることなくティーから最大限のコントロールを提供します。

引用：cobragolf.com

少々、翻訳がおかしなところもありますが、大凡、コブラゴルフの言わんとしていることは伝わってきます。

「正確」「コントロール」というキーワードが使われていまして、短尺により正確にミートしやすく、操作しやすい点が特徴です。

現在のドライバーのスペックは、長尺＋絶壁ロフト、短尺＋重ヘッドの２つの尖った方向性がありますので、どちらを採用するかはゴルファーによって分かれてきます。

「ミート」や「操作性」を重視する方の場合、ツアーレングスは検討に値すると思いますが、「飛距離」「ヘッドスピード」「低打ち出し」を重視する方は、逆に長尺から検討されると良いと思います。