テーラーメイドのステルスシリーズのドライバーは、上級者やハードヒッターを中心に、USモデルの方も一定の人気があります。
ステルスシリーズの3機種のドライバーの内、真ん中のステルスドライバーとドロー仕様のステルスHDドライバーについて、USモデルを色々なシャフトで試打した動画が興味深かったので、取り上げます。
ステルス・ステルスHDドライバーのUSモデルを、いろいろなシャフトで比較・試打している動画
こちらの動画では、ステルスドライバー・ステルスHDドライバーのUSモデルを、いろいろなシャフトを使って比較試打されています。
試打ラボしだるTVさんとUSモデルを取り扱うJYPERSさんの企画動画で、石井プロにてじっくり試打されていて、トラックマンで弾道計測されています。
試打クラブは、ヘッドがステルスの9.0°・10.5°、ステルスHDの10.5°の3種類です。
- ステルスドライバー 10.5°
VENTUS RED 5 S
ALDILA ASCENT RED 60 S - ステルスドライバー 9.5°
VENTUS RED 5 S - ステルスHDドライバー 10.5°
AiR SPEEDER 45 S
試打シャフト3種類は、いずれもそれぞれのモデルのUS公式サイトで掲載されているものとなります。ステルスシリーズのドライバーのUSモデルに興味がある方にとっては、最も興味のあるシャフトではないかと思います。
お時間のある方は、上記の動画をゆっくりご覧頂ければと思いますが、試打の中で特に気になったポイントを以下にまとめましたので、ご覧頂ければと思います。
ステルスドライバーのUSモデルを試打・評価
<VENTUS RED 5 Sの試打>
- 日本版のTENSEI REDより振りやすい。
- 手元から真ん中ぐらいまで、棒っぽい剛性が感じられ、頼りない感はない。
- 剛性感はあるけど、それほど張り過ぎてないので、タイミングが取りやすい。
- しっかりめのシャフトを使いたいけど、予算を抑えたい人に良い。
<ALDILA ASCENT RED 60 Sの試打>
- 手元はASCENTの方が、VENTUSより硬い。
- USモデルはガチガチの棒だと言われるが、そういう感じではない。
- 手元がしっかりめで、真ん中と先がしなやかについてくる。

ステルスHDドライバーのUSモデルを試打・評価
<AiR SPEEDER 45 Sの試打>
- 日本のエアスピーダーとはかなり違う。日本のは撓みを感じるが、USのは手元が硬い。
- 振動数が260cpmあって、かなり硬い。
- 切り返しでソフトに落とす人は、振りにくい思う。
- ASCENTより硬くないし、振りやすい。
- パワーが無い人は、日本の純正シャフトにした方が良い。
- ヘッドスピード42~3m/sは安定して欲しい。

まとめ
ステルスドライバー・ステルスHDドライバーのUSモデルについて、いろいろなシャフトで試打した結果を取り上げました。
USモデルのシャフトは、どれもそれなりにハードなので、日本の50g台の純正シャフトでは物足りない方で、しっかり振り切れる体力のある方が適しています。
日本でシャフトをカスタムにするより、USモデルの標準でハードなシャフトにした方が、価格的なメリットが出ると思いますので、ハードヒッターや上級者には興味深い選択肢ではないかと思います。


